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ホテルジャンキー村瀬千文とホテルにまつわるヒト・モノ・コト

2017-01-01から1年間の記事一覧

安倍首相がウラジオストクで泊まったホテル

安倍首相がウラジオストクで泊まったホテルはココです。 おお、彼の地にもなかなかモダンなホテルがあるんだな・・・と思いきや、 そこは極東連邦大学、通称「FEFU」と呼ばれる大学だ。 キャンパス内にはホテルがあり 滞在中の用事のほとんどがここで行われ…

ああ! もし、今、こんなホテルが横浜にあったら・・・

(「横濱」2017年春号・特集「横浜の地図を楽しむ」より) 上海に「租界」と呼ばれる外国人居住地があったように かつて横浜には「居留地」があった。 上海の「租界」には外国人が住んだ洋館が今も残り、そのいくつかは「ヘンシャン・モーラー・ヴィラ」…

これでは ”ホテルのサンドウィッチ” として納得いかない。

日曜日はホテルジャンキーズクラブの朝食会、ブレックファストミーティング(通称BFM)。 今回は白金台の「シェラトン都ホテル東京」のロビーラウンジ「BAMBOO」にて開催。窓の向こうに緑がいっぱいに広がり、気持ちのいい空間で、かつてはよく利用していた…

口が軽いのは誰譲り? ペラペラ喋るトランプホテルの従業員たち

ホテルマンほど「王様の耳はロバの耳!」と叫ぶ穴が必要な職業はないかもしれない。 特に、ワシントンの「トランプ・インターナショナル」といえば、大統領がワシントンで唯一、食事をしに訪れるホテル。 よって、生の大統領を見たい、 あるいは、 ”そこに居…

やはり、何をやってもニュースになるホテル「ザ・プラザ」

何をやってもニュースになる人と 何をやってもニュースにならない人がいるけれど、 chifumimurase.hateblo.jp ニュースになるホテルの「プラザ」、 今度は売却話です。 先日、このホテルの大株主であるインド人オーナーが 「プラザ」を売りに出したことを ウ…

ホテル情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.123 明日発売です!

今号の特集は、「わたしたちの香港」です。 香港の魅力と魔力にとりつかれて 香港通いをしている皆さんに 香港の楽しみ方を聞いてみました。 誰に頼まれたわけでもなく 好きで香港通いしている方々の 実際に泊まってみたホテルの感想、 いつも必ず行くレスト…

お金持ちほどチップは渋い、狙うは「金持ちに見られたい」「いい人」思われたいゲスト。

チップの金額の例として、ご親切にも請求書に 18%の場合と20%の場合と2つの支払い例が書いてある アメリカのレストランのレシート。 さて、貴方はどちらを選ぶでしょうか? あるいは自分で%を決めますか? 海外旅行は好きだけれど、チップが面倒くさくって…

ニュースになっちゃうホテルとならないホテル

ニューヨークで「プラザ」といえば、 五番街とセントラルパークの角にあるホテル「ザ・プラザ」。 1890年10月1日開業の老舗ホテルで 「ホームアローン2」など映画の舞台にもしばしばなり 「プラザ合意」という歴史的な会議の名前にもなっている。 つ…

84才の母の「築地ツアー」とリーズナブル感

お盆で、84才の母と築地へ。 「ねぇ、火事あったの、どこ?どこ?」とはやる母を「後でね」と制し、 まずは主目的の築地本願寺へ。 お参りのあともお寺を出るや「ねぇ、火事、どこだったの?」で 「まずエネルギーチャージしてからね」と いつものコースで…

ホテルの wifi 使ってロシアの罠にはまったらしい西側政府関係者たち

ホテルの wifi はダダ漏れです、 とは話にはよく聞いていても なんたって無料だしぃ、 まあ、たいした機密情報扱ってる訳じゃないしぃ、と ご愛用の方も多いと思う。 ホテルの方も「 wifi 無料 」をセールス文句にしているところも多い。 が、しかし、 8月…

たぶんホテルジャンキーではないと思われる マクロン仏大統領の今年のヴァカンスは

今日から夏休みをとるマクロン仏大統領 "quelques jours de vacances en France" 【フランス国内で数日間のヴァカンス】 とのことだが、さて、まず、 フランス人にとっての”数日間”とはどのくらいを指すのか? 来週の火曜日にはディナーのお約束が入っている…

やっぱりホテルジャンキーだったオバマ元大統領が愛したホテル

オバマ元米国大統領は、こういう雰囲気のホテルが好きだったらしい。 オバマ氏って、もしかしてホテルジャンキーでは?という 感触は以前から持っていたが ↓ chifumimurase.hateblo.jp chifumimurase.hateblo.jp オバマ氏が大統領在任中、もっともひんぱんに…

久しぶりのホテルは旧友との再会にも似て

久しぶりに訪れるホテルは 久しぶりに再会する旧友とも似ている。 すごく変わってわからなかったりして。 でも、意外にぜんぜん変わってないかもね。 向かう道すがら、あれやこれやと考える。 しかし、いったんそこに身を置くと 一瞬のうちに、「過去の時間…

勝手に湘南巡りシリーズ 〜 葉山美術館から一色海水浴場

"行かず帰国子女"の異名をもつわたし。 漢字の読みまちがえが多く、大恥をかくこともしばしば。 この方のお名前もずっと「まんてつ・ごろう」と思っていた。 (正しくは よろず・てつごろう です) 週末、葉山の神奈川県立美術館で開催中の展覧会を観に行っ…

ペニンシュラ・ホテルズのオーナー会社の第2位の株主に浮上したのは

ホテル界においては最高級ブランドのひとつ、 「ペニンシュラ・ホテル」のオーナー会社である 「香港上海ホテルズ」。 1886年創業の会社で (A) 50%以上の株を創業家のカードゥリー・ファミリーが 保有していることでも知られているが、 今年に入って…

ネイマールが約290億円の移籍契約サインをしたパリのホテルとは?

FCバルセロナからパリ・サンジェルマンFCへ移籍することになった ネイマール選手。 その移籍金が史上最高額の2億2200万ユーロ(約290億円) ということが巷ではおおいに話題になっているようだが わたしの関心はぜんぜんちがうところにある。 「8月…

「なぎさホテル」への旅は、志賀直哉への旅から

逗子にかつてあった「なぎさホテル」への旅をすることに決めたわたしだが、 さて、どこから旅を始めようか。 いつものわたしの旅とおなじように、 頭で考えることをせず 興味のおもむくままに足を向けることにしよう。 「なぎさホテルを偲ぶ会」に参加した際…

極意はプラスするのではなくマイナスすること

遅れて届いたミケランジェロの彫刻1点だけを観に 「レオナルド X ミケランジェロ展」に再び行ってきた。 同じものを見ても人が感じることはそれぞれで 感に堪えない様子でじっと見入っている方もいれば 「このイエスはちょっと太りすぎじゃないかしらね?」…

改めて学んだこと。オーダーする前には忘れずに・・・

日曜日のきのうは ホテルジャンキーズクラブのブレックファストミーティング 通称「BFM」、ホテルで朝食を楽しむ会の会合で 「パレスホテル東京」6階の「ラウンジバー プリヴェ」へ。 今回はサンデーブランチです。 いける口の方々はワインをオーダーし、 …

ロンドンに「ノブ・ホテル」をオープンした松久信幸氏にとってのホテルとは

7月12日付のニューヨークタイムズ紙に 俳優でありNYの「グリニッジ・ホテル」のオーナーでもあるロバート・デ・ニーロ氏と、彼のビジネスパートナーで寿司職人からホテリエになったノブ・マツヒサ、こと松久信幸氏が、ホテルについておおいに語り合うとい…

ジャレド・クシュナー氏が駐米ロシア大使と会ったワシントンのホテル

ホテルには、そこに一瞬でも身を置いた人たちの 魂のかけらが残っている。 なんていうとちょっとこわいけれど わたしはそう信じている。 さて、いまアメリカで話題の人物、ジャレド・クシュナー氏。 トランプ大統領の娘の夫であり大統領上級顧問という側近だ…

逗子「なぎさホテル」への旅に出ることにしました。

逗子をこれまでと違う角度でみてみたいと思い新逗子エリアへ。 田越川を見下ろすイタリアンレストラン「Cafe Prato」でランチ。 川沿いのビルの1、2階にあるカジュアルなお店だ。 お料理は美味しいのだが、テーブルが小さすぎるのとお盆に皿などをのせたま…

モモは心を酔わせるの

ただコレを食べるためだけに 昨日のクラクラするような猛暑のなか、 やってきました「ホテルオークラ東京」の「カメリア」へ。 去年はじめて食べて、その美味しさに魅了された 「フレッシュ桃のピーチメルバ」を食べるため、ただそれだけのため。 chifumimur…

アメリカ国連大使の公邸があるホテルについての私的考察

こっちの方が帰宅時にドアマンから 「お帰りなさいませ、大使閣下」と言われるとき アメリカの ”国連大使” であることを実感できるかも…。 とわたしが勝手に思ったのは 「インターコンチネンタル・ニューヨーク・バークレイ」。 6/30付の本ブログ記事 ↓ chif…

香港エアポートで目撃したチャイニーズ・ママのムチとアメ

香港エアポートのカフェで。 隣席はカナダから夏休みで香港に里帰りし、帰国する中国人ファミリー。 3人兄弟の末っ子の娘(2才くらい)が「やめなさい!」とママが何度言っても聞かず、さっきからストローで悪さをしている。 ついにママ、ブチ切れ。 「わか…

さまざまな香港、さまざまなホテルジャンキーたち 〜「@香港の会」(7)

わたしが今回泊まった「カオルーンホテル」は 「ペニンシュラ」と通りをはさんでお隣どうし。 「ペニンシュラの裏のホテル」とも言われてるが わたしは昔から「表」も「裏」もどっちも好き。 ペニンシュラのこういう ↓ 洗練されたコロニアルな世界もいいけれ…

3日目の朝食の後は、ふと九龍を見おろしたくなって 〜「@香港の会」(6)

この日は「@会」参加のみなさんは帰国日。 朝食をご一緒した古谷さんと「YMCA」で別れ、 さぁて、どこ行こうかなぁ、なにしようかなぁ・・・ なんにも決めてない旅先のまっしろな時間。 そんな自由な時間がわたしは大好きだ。 前日、セントラルの私房菜で四…

3日目の朝食のおかわりのコーヒーは 〜「@香港の会」(5)

同じホテルに泊まっている古谷さんと早朝公園散歩に行く予定が雨で中止。 そこで、朝ごはんをご一緒することにした。 昨夜は私坊菜(シェフのプライベート・キッチン)で 辛い辛い辛い四川料理を食べたため 朝ごはんはやさしいお粥に。 ほかのお粥の倍近いお…

黄油蟹、ただこれを食べるために 〜「@香港の会」(4)

これが噂の黄油蟹、イエロー・バター・クラブ。 食通たちの間では上海蟹より美味しいといわれている蟹です。 真夏の非常に短い期間にしか食べられないうえ、 いつから入荷するかも間際になるまでわからないため 香港観光庁でもなかなかPRできないというしろ…

わたしの香港の朝 その2 〜「@香港の会」(3) 

旧リージェント香港。 今はインターコンチネンタル香港だが、 わたしにとっては今でも「リージェント香港」。 二日目の朝は、ここのロビー・ラウンジで朝食。 香港滞在中、いつ行くかは決めていなかったが 今朝、雨模様の空を見あげた瞬間、 こんな日の、あ…