"行かず帰国子女"の異名をもつわたし。
漢字の読みまちがえが多く、大恥をかくこともしばしば。
この方のお名前もずっと「まんてつ・ごろう」と思っていた。
(正しくは よろず・てつごろう です)
週末、葉山の神奈川県立美術館で開催中の展覧会を観に行ってきた。
逗子から乗ったバスのなかで
降りる停留所は「三ヶ丘」かその一つ前の「三ヶ丘海岸」か
運転手さんに聞きたい。
が、読み方が・・・ちょっと不安。
たぶん十中八九「みつがおか」だろう、とは思う。
けれど、もしちがっていたら・・・。
運転手さんはマイクで答えるのでバス中に恥が知れる。
「まんてつ・ごろう」を聞いて笑い転げた母もいる。
そこで、一番前に席を陣取り、道中ずっと停留所表示をにらんでいたら
「Sangaoka」とアルファベット表示が出た。
ああ、、、運転手さんに聞かなくてよかった。
それにしてもこの美術館、
葉山の海を見おろすロケーションにあり
広々とした空間に
週末でも人はまばらで
絵とひとりきりで対峙できるという
なんとも贅沢なところ。
併設のカフェでは海の眺めと
ランチも楽しめる。
生ハムの前菜、ミネストローネスープ、パン、デザート&コーヒーがついて
魚料理は2200円、
肉料理は2600円
料理については特にコメントしなかった母が
「パンがすごく美味しい」「景色がいい」と言っていた。
美術館の脇の道を下りていくと、
そこは一色海水浴場。
子どもたちの歓声が響きわたり、昭和レトロな海水浴場だ。
隣接している「葉山しおさい博物館」との間の
ビーチへ下りていく道。
こんな道に、なぜか心ひかれる。
こんなところにひっそりとあって欲しい
コートダジュールの小さな村のプチホテルのような
さりげないホテル。