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ホテルジャンキー村瀬千文とホテルにまつわるヒト・モノ・コト

2016-01-01から1年間の記事一覧

今年もありがとうございました!

今年最後のサンセット from 鎌倉プリンスホテル。 江ノ島タワーがミニ富士山に見える…。 ずっと窓に貼りついてサンセットタイムを堪能し、「太陽というのはほんとうにエライ」理論をとうとうと展開する母、83才。酉年生まれです。 さて、今年2月からはじ…

海を眺め、行く年を思いながら、アフタヌーンティーを

遅いランチがわりにロビーラウンジでアフタヌーンティー。 生まれたばかりの赤ちゃんとあらゆる組み合わせで記念撮影している三世代ファミリー。 慣れたようすで寛いでいる年配夫婦のところに「いつもありがとうございます」と足早に挨拶にやってくるホテル…

窓から海が 見えりゃいい、ときのうは言いましたが

ホテルにチェックインし、部屋のカーテンを開けたら..... バルコニーに出て右を見たら..... 窓から海が 見えりゃいい... どころではない眺めでした! 今年のお年取りは鎌倉プリンスホテルです。

冬のホテル唄

お酒は渋めの 赤がいい 肴はあぶった パンでいい 男は無口な ひとがいい 部屋には飾りが ないがいい 窓から海が 見えりゃいい はやりの機器など なくていい 明日からのホテルステイの準備をしながら、さっきからずっと頭のなかをエンドレスで流れている唄を…

見るよりも「見る人」が気になって

見るよりも、それを「見る人」の方が気になって仕方ない。 サンセットの名所と言われる鎌倉・稲村ガ崎の浜辺にいても、ひとり反対側を見ていたりするわたし。 名所百景は、「見る人」百景でもある。 ひとり夕陽をみつめながらじっと佇む人、 カメラを構えて…

ホテル情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.119 明日発売です!

Merry Christmas! 12/25 クリスマスが小誌の発行日のため、ジングルベルの調べは、ガンバレ〜、ガンバレ〜、に聞こえます。 さて、創刊119冊目となる「ホテルジャンキーズ」Vol.119 が出来上がりました! 今号もみなさんから届くホテルレポートやコラム原稿…

プライベート・アイランドを持ちたがる男たち

↑ ローリング・ストーンズのミック・ジャガーのプライベート・ヴィラ「スターグローブス・ヴィラ」です。 カリブ海のマスティク島にある6ベッドルームのこのヴィラは、ミックが使わないときは一般のゲスト予約も受けている。最大10名泊まることができ、宿…

トランプ氏がホワイトハウス入りする前にしなければいけないこと

次期アメリカ大統領就任までの日が近づいているトランプ氏、次々と世界各地から各界の大物たちが面会を乞うてきて、お忙しい日々を過ごしているようだ。 気分はすっかり大物だろう(勝手に推測)。 が、しかし、大統領になることはいいことばかりではない。 …

レオナルド・ディカプリオが作ろうとしているリゾート

映画「タイタニック号」で一躍注目を浴び、今年のアカデミー主演男優賞を受賞したハリウッド俳優のレオナルド・ディカプリオ。通称、レオ様。 レオ様は、俳優業のほか、地球環境問題にいたく入れこんでいることでも知られている。 2005年には175万ドル(約20…

マイケル・ジャクソンを担当したホテリエ

昨夜放映されたTBS「今しか聞けない歴史バラエティー-実話日本おとぎばな史」に旧「キャピトル東急ホテル」の最後のGM(総支配人)をつとめられた太田範義さんが出演されました。 (本当は放映前日に記事をアップするつもりだったのですが、うっかり日にちを…

パリス・ヒルトンの大叔母、ザ・ザ・ガボールの大往生

アメリカ人女優のザ・ザ・ガボールが昨日、99才で亡くなった。 このお方、ホテリエのコンラッド・ヒルトン ↓ の元妻でもある。 コンラッド・ヒルトンの側から言えば二番目の妻だが、ザ・ザの側から言ってもヒルトンは二番目の夫となる。 ↓ 二人が仲睦まじ…

実はわたし、「お・も・て・な・し」が苦手です。

先日行ったレストランで、サービススタッフが尋ねもしないことを次から次へと語って止まず、そういうのを望んでなかったわたしは早くやることだけやって去ってほしいと切に願って目で訴えたつもりだったが、願い届かず最後まで続き、疲れて帰ってきた。 こう…

「わざわざ」人が行かないところに、「わざわざ」出かけて行く。

「トラベル+レジャー」誌の読者投票によるホテルランキングで今年1位になったのは、ここ ↑ インドネシアのスンバワ島にある「Nihiwatu ニヒワトゥ」。 サーファーたちのメッカとして知られるが、たどり着くまでがけっこう大変なところである。 まず、スン…

「エセックス・ハウス」で朝食を

セントラルパークに面し、五番街の角にたつプラザからは数軒お隣にある「エセックス・ハウス」。1931年に開業したニューヨークでも老舗ホテルのひとつで、ウォーレン・ベイティ主演の映画「めぐり逢い」の舞台にもなった。 このホテルで先月、年次株主総会を…

雨の日のランチは、力強いコーヒーとサンドウィッチ

「ブーランジェリーbebe」 でわたしが気に入っているパン「コンプレ」で カツサンド(夕飯の残り物のトンカツで)と卵サンド。 きょうのコーヒーは、「やまや」の「専門店仕様 キリマンジャロ・ブレンド」。 その時々によって豆のやローストの具合が微妙に違…

体育会系と芸能系がくつろげるリゾートといえば

(トランプ氏所有の Mar-a-Lago マー・ア・ラゴ) それは、世界の数あるリゾートのなかでもマイアミの右に出るところはないだろう。 ゴルファーのタイガー・ウッズ(60億円の豪邸)をはじめ有名スポーツ選手、歴代の有名ハリウッド俳優、セリーヌ・ディオ…

ホテルの総支配人に突出して多い血液型とは?

それは、B型。 「O型じゃないんですか?!」と驚く方も多いが、小誌「ホテルジャンキーズ」で連載していた「GM解剖」という企画で、ホテルのGM(ジェネラル・マネージャー 総支配人)のみなさん方に毎回、血液型をたずねた統計上の歴然とした結果である。 そ…

サムスン皇太子の痛くも痒くもない顔

大統領が弾劾されちゃったお隣の韓国。 12月7日に行われた韓国の国会聴聞会では、主たる財閥のトップのみなさんたちが一同に会してずらりと並んだが、そのセンターに座っていたのが、”韓国の王室”的存在であるサムスン財閥の三代目で、”皇太子”とも呼ばれ…

肌が合う空間に流れる時間

銀座で母の用が済むのを待つ間、いつもの伊東屋12階のカフェSTYLOで本を読む。店内は混んでいたが、幸運なことにわたしが好きないつもの席に案内された。壁際のベンチシートで窓から3つ目。左からは中国語、右からは英語。すると不思議なことに、以前から読…

「こういう時は、何もしないのがサービスだ」

深夜の都心のシティホテル、コーヒーショップでのこと。 弁護士が、険悪な表情の夫婦とともにテーブルについた。 弁護士からの依頼で、ケーキにはフォークではなくスプーンが添えられた。 離婚協議中らしく、まもなく夫婦間での激しい応酬が始まり、言い合い…

銀座で、ホテルのコーヒーショップになってもらいたいカフェ。

銀座伊東屋の12階にある「Cafe STYLO」でひとりお茶。 天井が高く開放感があり、最近、世界各地でよく見かける”ライフスタイルホテル”を称する、手頃なお値段で若者受けするスタイリッシュ系ホテルのロビーラウンジかコーヒーショップのような雰囲気。外国人…

オークラから、「ソマリア・ホテル」へ

オークラから銀座の「ソラリア西鉄銀座ホテル」へ移動。 タクシーの運転手さんに行き先を告げると、 「ええっと、ソマリア・ホテルでしたっけ?」 「いいえ、ソラリアです。ソマリアはアフリカです」 「いやあ、新しいホテルがたくさん増えたもので、何がな…

83才の母がみたオークラのおもてなし

クリスマスパーティーの翌朝は、 オークラの11階の部屋で、 ビルの間を縫うようにのぼってくる朝陽を眺めながら気持ちよい朝を迎えた。 隣のベッドの母83才、「ホテルはやっぱり眺めがいいところだねぇ」と窓辺にはりついて満足げ。 眼下には紅葉した樹…

20回目のクリスマスパーティー

昨夜はホテル愛好家の集まり 「ホテルジャンキーズクラブ」のクリスマスパーティー。 ”ホテル愛好のための情報交換と親睦の場” それがホテルジャンキーズクラブだが、 年齢もバックグラウンドもそれぞれ異なるけれど、 とにかくホテルが大好きという 共通の…

ヴィラフォンテーヌ六本木の朝

先日、東京で夜遅い仕事があり、「ヴィラフォンテーヌ六本木」に泊まった。 「ヴィラフォンテーヌ」は未踏のホテルブランドで、一度試してみたいと思っていた。 地下鉄の南北線・六本木一丁目駅と直結しており、「ホテルオークラ東京」までは徒歩3分。不動…

さらりとした無駄があるホテル

鎌倉プリンスホテルのクリスマスツリーは逆三角形。 昨夜はこちらのホテルで、ゴルフレッスンで通っている七里ガ浜ゴルフ場の忘年パーティー。100名あまりのゴルフ好きの方たちが集まった。秋の軽井沢ゴルフキャンプでご一緒した方々ともひさしぶりに再会…

「すきやばし次郎」とトランプを結ぶつながり

オバマ大統領が来日時に「すきやばし次郎」で安倍首相と寿司をつまんだエピソードはよく知られているが、ミシュランでの三ツ星店「すきやばし次郎」は、いまやグルメ界ではグローバル・ブランドとなっている。 その次郎さんの元で11年間修行した中澤大祐さん…

”ホテルのコーヒーショップ”らしいコーヒーショップとは

渋谷で仕事の打ち合わせ。 となると、いつもわたしが選ぶのは、セルリアンタワー東急のコーヒーショップ「かるめら」。 ”ホテルのコーヒーショップ”らしいところがいい。 で、ホテルのコーヒーショップらしいって、どういうところかというと、 ・その街の空…

「ロシアのトランプ」と呼ばれる男

その男とは、上の写真の左から二人目、司祭さんのような人に胸に何かをつけてもらっている人、本コラムでもおなじみのアマンリゾーツの現オーナーであるドローニン氏である。どうやら莫大な寄付をしたようだ。 いつしか各国のメディアにおいて「ロシアのトラ…

ターンダウン。さあ、お楽しみはこれからだ!

「ココア、ありますか?」 「ココアはないけれど、チョコレートと生クリームとミルクがあるので、作れます」 Goodman Coffee でつくってもらったココア、美味しかった! チョコレートはフランスのヴァローナのものを使っているとのこと。 美味しいはずです。…