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ホテルジャンキー村瀬千文とホテルにまつわるヒト・モノ・コト

お金持ちほどチップは渋い、狙うは「金持ちに見られたい」「いい人」思われたいゲスト。

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チップの金額の例として、ご親切にも請求書に

18%の場合と20%の場合と2つの支払い例が書いてある

アメリカのレストランのレシート。

さて、貴方はどちらを選ぶでしょうか?

あるいは自分で%を決めますか?

 

海外旅行は好きだけれど、チップが面倒くさくって・・・

そんな方も多いと思う。

小誌「ホテルジャンキーズ」でも「チップ特集」は人気企画のひとつで

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チップのお話」なんていう本も出したりした。

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チップについては

さまざまな角度から取材を重ねて来たが、

統計上、くっきりハッキリ、あきらかになったことは

お金持ち人ほどチップは渋いという事実。

実際、いつも世界各地の高級ホテル泊まりをしている方々でも

一切チップは支払わないという人も珍しくない。

 

この事実は、世界各地のホテルを取材した際に出会った

ホテルマンたちからも証明された。

このゲストからチップがいくらぐらいもらえるか

瞬時にわかるという辣腕ホテルマンたちによると

そのゲストがお金持ちであるかどうかよりも

「お金持ちに見られたいっ!」

「いい人に思われたい」

という気持ちが強いゲストが狙い目なんだそう。

 

その時代、時代のいわゆる新興お金持ち族が

彼らのターゲットのひとつで、

 セレブでも名も実もある代々の資産家などは

意外にチップは渋かったりするので

できるだけ視野に入らぬようにするなんていうボーイもいた。

 

チップは心理攻防戦でもあります。