逗子をこれまでと違う角度でみてみたいと思い新逗子エリアへ。
田越川を見下ろすイタリアンレストラン「Cafe Prato」でランチ。
川沿いのビルの1、2階にあるカジュアルなお店だ。
お料理は美味しいのだが、テーブルが小さすぎるのとお盆に皿などをのせたままサーヴされるのが、食事はゆっくり楽しみたいわたしにはちょっと向かなかった。
この日は逗子海岸の海開きの翌日。
海辺には海の家が軒を連ねているが
鎌倉の由比ヶ浜や材木座あたりとはちょっと雰囲気が異なり
ゆったりのんびりぽっかりとした
昭和の海水浴場の時間が流れている。
ビーチの端の方、下の写真の真ん中よりちょっと左あたりに
かつて「なぎさホテル」というホテルがあった。
夏になると毎年やってくるリピーター客もいて
多くの人に愛されていた逗子を代表するホテルだった。
昭和元年に開業し、昭和の終わりとともにクローズしたが
いまなお多くの人々の心のなかに消えずに残っている
”思い”の度合いが非常に強い
不思議なホテルである。
このホテルについてはこれまで本ブログでも何度か書いてきた ↓
昨年11月に初めて「なぎさホテル」の記事を掲載して以来、
本ブログの人気記事のトップ5から外れたことがない。
いったい何がそんなに人々の心を惹きつけてやまないのか、
そして、
なぜ、わたし自身が一度も行ったことがないのにも関わらず
ずっと気になり続けているホテルなのか。
その理由を知りたくて
「なぎさホテル」への旅に出ることにしました。
「なぎさホテル」という旅の先には
何があるのかわからないが
ともかく、一歩を踏み出してみようと思う。