ニューヨークで「プラザ」といえば、
五番街とセントラルパークの角にあるホテル「ザ・プラザ」。
1890年10月1日開業の老舗ホテルで
「ホームアローン2」など映画の舞台にもしばしばなり
「プラザ合意」という歴史的な会議の名前にもなっている。
つまり、
ニューヨークを、アメリカを代表するホテルのひとつである。
そして、ニューヨークで
「パームコートでお茶しましょう」といえば
それは「ザ・プラザ」のラウンジのこと。
さて、そんな有名な「プラザ」の「パームコート」でのことが
ウォール・ストリート・ジャーナル紙でとりあげられた。
8月9日付の同紙の記事によると
「パームコート」で働く6人のスタッフたちが
マネージャーによるセクシャルハラスメントについて訴えを起こした。
訴えたスタッフたちの職種は
ゲストに接する前線でサービスに当たっている人たちだ。
訴えによると、ある女性スタッフの場合
マネージャーによってコートを収納するクロークの隅に追い詰められ
嫌がって拒否するも無理やりキスされたと言う。
社内で上司に訴えたが無視され、逆に仕返しされたとのこと。
名もないところで起きたことであればニュースにもならないが、
あの「プラザ」で起きた事件だったからこそ、
有名メディアもとりあげたのだろう。
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*「ザ・プラザ」の写真は同ホテルの公式サイトからお借りしました。