FCバルセロナからパリ・サンジェルマンFCへ移籍することになった
ネイマール選手。
その移籍金が史上最高額の2億2200万ユーロ(約290億円)
ということが巷ではおおいに話題になっているようだが
わたしの関心はぜんぜんちがうところにある。
「8月3日、パリのホテルで移籍契約の調印を行なった」
という記事を読むやいなや
どこのホテルだろ? とさっそく調査。
ハイ、ここでした。
凱旋門からも近い「ル・ロワイヤル・モンソー ラッフルズ・パリ」
1930年代に開業したパリのパラスホテルのひとつだが
デザインホテルで知られるフィリップ・スタルクがデザインを手がけ
ピエール・エルメがプロデュースした朝食あり、
ノブ松久の「Matsuhisa Paris」ありで
2012年にすっかりトレンディーなホテルに生まれ変わった。
で、このホテルのオーナーがカタラ・ホスピタリティーで、
パリ・サンジェルマンFCと同じカタール政府系資本の会社。
現在世界各地で42軒のホテルを所有しているが
パリではこのホテルのほか「ペニンシュラ・パリ」のオーナーでもあり、カンヌの名門「インターコンチネンタル・カールトン・カンヌ」、ロンドンの「ザ・サヴォイ」、シンガポールの「ラッフルズ」と名門ホテルの狙い撃ち。
ネイマールとの世紀の契約だから、調印式もきっと最高の部屋で行ったのだろう。
豪華エントランス付きのプレジデンシャル・スイートと思われるが
最高グレイドの25000ユーロの部屋が3タイプのなかでも
「カタラ・スイート」でさりげない親密感を演出したか、
「プレジデンシャル・スイート 241」の中東スタイルなのか椅子がやたらと多い部屋でにぎやかに行ったのか、わからないが、
数百人のファンがホテルの周りに集まっていたらしいが
ネイマールとしては「あー、終わった、終わった」と
ごろりと横になりたいのは、こんなベッドだろうか?
以下、余談です。
サッカーにはそれほど興味がないわたしだが、パリ・サンジェルマンFCって名前、うーん、なんだかけっこう最近、聞いたことがあるな…と思ったら、
コレ ↓ でした!
そうそう、
大手ホテルチェーンのアコーホテルズの会長&CEOであるセバスチャン・バザン氏が不動産投資会社のコロニー・キャビタル社在籍時、当時同社がパリ・サン=ジェルマンFCの株主だった関係で2009年からは同チームの代表もつとめたのだった。
*「ル・ロワイヤル・モンソー ラッフルズ・パリ」の写真は同ホテルの公式サイトよりお借りしました。