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ホテルジャンキー村瀬千文とホテルにまつわるヒト・モノ・コト

2016-01-01から1年間の記事一覧

シルバーウェアがあるホテルシーン

わたしがホテルシーンのなかで特に好きなもののひとつに、くもりひとつなく磨き上げられたシルバーウェアがあるシーンがある。 昼下がりのティータイム。天井が高く、ゆったりしたテーブル間隔のラウンジで、無駄のない動きのウェイター(ウェイトレス)が、…

軽井沢ゴルフキャンプで思ったこと

参加者中いちばんの初心者で参加させていただいた軽井沢ゴルフキャンプ、2日連続で快晴に恵まれ、浅間山を眺めながらのプレイとなった。 プレイについては、とにかく皆さんについていくのに必死で、「すぐ次のクラブを用意する」「その段階ではパターも一緒…

軽井沢ゴルフキャンプ

軽井沢の浅間プリンスホテルに来ています。2白3日のゴルフキャンプに参加中。 きのうは ↓ 霧のなかでのプレイでしたが、きょうはすっかり晴れ上がりました。

アマンのオーナー、ドローニン氏の今年の夏のヴァカンス先

いわゆるパパラッチが追いかけるようなセレブ業界において、ヨットは必須であることは先日も本コラムの記事 ↓ 上には上がいる。 でも書いたが、アマンリゾーツのオーナー、ドローニン氏もスペインのイビザ島に 「イビザで最も豪華なクルーザー」といわれるク…

葉山から秋谷海岸をひたすら歩く。犬は歩けば棒に当たるけれど…。

きょうは葉山の南、秋谷海岸を歩いてきた。 葉山の森戸海岸から南下し、長者ヶ崎の少し先。不動産広告では「南葉山」などと呼ばれていたりするが、ここは葉山町ではなく横須賀市である。 葉山に着いたときには小雨まじりの曇天だったのに、ビーチに出た瞬間…

誰しもタイプってものがある。

Goodman Coffee で飲もうと思った「GEISHA ゲイシャ」が売り切れで、代わりにすすめられたのが「ブラジル サントス」。 まっすぐな味。 うん、おいしい! 思えば、わたしの好みのタイプは、まっすぐなタイプのような気がする。 料理も、変化球勝負ではなく、…

日曜の朝食は、帝国ホテルでパンケーキ・ブレックファスト

母、83才。すこぶる元気で、お出かけの際の食事選びには苦労する。聞けば「何でもいい」という。けれど、一度たりとて何でもよかったことはない。 ホテルジャンキーズクラブの会員で情報誌「ホテルジャンキーズ」で「食べるホテル日記」を連載中の島埜あき…

アマンのオーナー、ドローニン氏がいつのまにかまた…

あれ? いつのまに…。 アマンリゾーツのオーナーのウラジミール・ドローニン氏。 その「本籍地」はモスクワに本社があるロシアの不動産会社であるキャピタル・グループである。アマン買収戦に乗り出した頃の同社のホームページは、新興企業らしく、かつロシ…

夏の終わりの「サンデーブランチ」

夏の終わりの日曜日は、夏の朝を飾るサンデーブランチを。 ということで、先日の日曜日は、ペニンシュラ東京の「Peter」で、ホテルジャンキーズクラブの朝食会。 眺めのいい席で、休日の開放感たっぷり。右手の窓からは東京スカイツリーも見える。 前菜とデ…

ヒルトンホテル学校の卒業生たち

先日の本ブログ記事 ↓ 秋雨や ばったり会うも 人の縁 に登場した、約20年ぶりに再会した「元外資系ホテルチェーンの方」「ホテル業界でもゴルフが上手いので有名な方」とは、小林宏明さんのこと。 《ヒルトンホテル学校》の卒業生、すなわち、今はなき「東…

ブラッド・ピット離婚! で、あのリゾート開発はどうなる?

あっらら…。 数日前、本ブログでブラッド・ピットの記事を書いたら、 ↓ ↓ ↓ ブラッド・ピットは良いホテリエになれるか? 続「ラス・ヴェンタナス・アル・パライソ」〜ブラッド・ピットは再訪していた つい先ほど、《ブラッド・ピット、アンジェリーナ・ジョ…

秋雨や ばったり会うも 人の縁 

昨夜はリージェント・ホテルズのレセプションに出席。 会場は文字どおり、東京タワーの足元にある「東京 芝 とうふ屋うかい」。いつもはホテルなのに、なんで今回はここなんだろ?と思っていたら、来年の7月に台湾・高雄にリージェントが開業予定の「高雄シ…

かつて「鎌倉海濱ホテル」というホテルがあった。

「鎌倉別荘地研究会」という会に参加させていただいていることは以前にも書いたが、 ↓ ↓ ↓ 日本で初めてのビーチリゾートホテル 「鎌倉海浜ホテル」と逗子でブランチ この会を主宰している郷土史家の島本千也さんが、会のメンバーで鎌倉中央図書館の平田恵美…

続「ラス・ヴェンタナス・アル・パライソ」〜ブラッド・ピットは再訪していた

先日9/12付けの記事で、ブラッド・ピットがチェックインの際、レセプショニストに「ブラッド・フー? ブラッド・何様とおっしゃいました?」と名前を聞き返されたエピソードを書いたロス・カボスの「ラス・ヴェンタナス・アル・パライソ」。 ↓ ↓ ↓ ブラッド…

思いこみ、飛んでイスタンブール

天啓のごとく、ハタ、とひらめくことがある。 先日、ゴルフクラブを眺めていてハタ、と気がついた。 パターだけ、グリップの先端のところに「GOLF PRIDE 」と書いてあるではないか。 ああ、そうか、グリーンでパターを手にして打つ瞬間、 「プライドを持って…

ブラッド・ピットは良いホテリエになれるか? 

9月6日付の英国紙「The Telegraph テレグラフ」の記事によると 、ハリウッド俳優のブラッド・ピットが、クロアチアの海沿いの街にリゾートをつくろうとしている。 ハリウッド俳優でホテル経営をしている人は、ロバート・デニーロ、ロバート・レッドフォー…

朝も昼も夜も、ずっと側にいてほしい…。

朝も昼も夜も、ずぅーっと側にいて欲しい。 久しぶりにそんなお方に出会った。 その人の名は、パナマのエスメラルダ農園産「GEISHA ゲイシャ」の2016年オークション・ロット。 すがすがしくふくよかな香りがいい、さらりとした飲み心地と喉越しがいい、ふわ…

上には上がいる。

ご無沙汰してました。気になって、気になってしょうがないことがあり、調べごとをしていましたが、まだ調べ中につき、こちらについては改めて。 さて、ちょっと前になるが、ソフトバンクの孫正義氏が英国のアーム社を3・3兆円で買収したというニュースがあ…

パークハイアット東京の朝食代5216円は高いか、安いか?

先日の日曜の朝食は、パークハイアット東京の「ジランドール」でホテルジャンキーズクラブのブレックファストミーティング。 夏休みのせいかほぼ満席状態で、家族連れも多くにぎやか。活気あふれる朝食シーンを「見る」楽しみも味わえた。そう、ホテルジャン…

青山で、ああ、ここがホテルだったら…。

先日、訪れた青山の根津美術館。表通り側は竹の植え込み、長いアプローチをゆっくり、ゆっくりと歩きながら、それまでの時間を忘れ、別の時間に入っていく…。 ああ、ここがホテルだったら…。 つくづくそう思った。 南青山のこのあたりには、三宅一生をはじめ…

アマンのオーナー、ドローニン氏の新恋人がニュースになる訳

先日の7/29付けの本ブログ記事↓ アマンの新オーナー、ドローニンの夏のヴァカンスの場所とそのお相手 で、ドローニン氏、2013年にイビザでの熱愛シーンをパパラッチされた中国人モデルのLuo Zilinと別れた後は、「現在、決まったお相手はいないもよう」、と…

「ホテルジャンキーズ」Vol.117 本日発売です!

「ホテルジャンキーズ」第117号、本日発売です! ホテル愛好家による、ホテル愛好家のための、ホテル情報誌です。 今号もホテルの利用者のための生情報が満載! 今号の特集は、「チップ再び」。 チップ国のアメリカでも今、チップをとりまく状況が変わりつつ…

安邦保険集団の次なるターゲットはインターコン?!

マリオットに挑戦したスターウッド買収への参戦で世界のホテル界にその名を売った安邦保険集団だが、所有するニューヨークのウォルドルフ・アストリア・ホテルのコンドミニアム化のニュースでアメリカ国民にショックを与えた後、しばらくおとなしくしている…

ホテリエの転職先

「ウォールストリート・ジャーナル」紙を読んでいたら、バリ島のフォーシーズンズ・ジンバランベイやパリのジョルジュVなどのGM(総支配人)をつとめ、ホテルジャンキーたちの間ではよく知られていたクリス、クリストファー・ノートン氏が、スパ&フィットネ…

築地のお寿司屋さん選びは、ホテル選びにも似て…。

築地市場に近いところにしばらく住んでいたので、築地市場は早朝の散歩コースのひとつだった。場内・場外、くまなく踏破し、一帯のお寿司屋さんもひととおり食べ歩いた。 築地に近いというと、じゃあ、お寿司を食べに連れて行って!と言う人も多く、いろいろ…

「ロシアのドナルド・トランプ」とプーチン大統領との関係

ロンドンの夕刊紙「イブニング・スタンダード」のインタビュー記事 (2015年1月22日付)で、「ロシアのドナルド・トランプ」と呼ばれているのが、アマンリゾーツのオーナー、ドローニン。 ドローニンとトランプ米大統領候補。このふたりには共通点がある。 ま…

食べると幸せになれる「フレッシュ桃のピーチ・メルバ」

ホテルオークラ東京のコーヒーショップ「カメリア」で先日食べたこの味が今だに忘れられない。これを食べるためだけ、それだけのために、またぜひ、否、絶対に行こうと思ってます、わたし。 いわゆる普通の「ピーチ・メルバ」は桃をコンポートにする。それは…

アマンリゾーツのオーナー、ドローニンの人生と豪華自宅

ヴェネチアのアマン「アマン・カナル・グランデ・ヴェニス」の部屋でモデルのようにポーズを取っているのは、アマンリゾーツの現オーナー、ウラジミール・ドローニン。私が勝手に注目している男たちのひとりである。 ドローニン、最近は表情にも落ち着きと余…

アマンリゾーツとトランプ米大統領候補の意外な関係

1998年10月、アマンリゾーツの創業者であるエイドリアン・ゼッカがアマンを追われるはめになった。その時、株を握ることにより、ゼッカに替わってアマンを乗っ取った(ゼッカの側から言えば)のが、不動産投資会社コロニー・キャピタルのトーマス・バラック…

83才の母が「居心地がいい」とくつろぐホテル

ほっとくと、どこでもすぐにくつろぐ母、83才。 初めて訪れた「ホテルオークラ東京」に到着3分後、すでにロビーですっかりくつろいでいる。 きょうはこちらのホテルで開催中の展覧会 ↓ を観にやってきた。 ランチはチャイニーズの「桃花林」で。8月限定…