先日の本ブログ記事 ↓
秋雨や ばったり会うも 人の縁
に登場した、約20年ぶりに再会した「元外資系ホテルチェーンの方」「ホテル業界でもゴルフが上手いので有名な方」とは、小林宏明さんのこと。
《ヒルトンホテル学校》の卒業生、すなわち、今はなき「東京ヒルトンホテル」のホテルマンだった方である。
この「東京ヒルトンホテル」とは、現在、西新宿にある「ヒルトン東京」とはまったく別のホテル。
1963年に現在の「ザ・キャピトルホテル東急」が建つ場所にオープンした日本で初めての本格的外資系ホテルで、日本のホテル業界に実に多くのホテルマンを輩出した。
「ホテルジャンキー」の読者の皆さんにはおなじみの、旧「キャピトル東急ホテル」最後のGM(総支配人)で、先日、名古屋マリオットアソシアホテルのGMを最後にホテリエ人生から引退された太田範義さんもまた《ヒルトンホテル学校》の卒業生だ。
「東京ヒルトンホテル」は1966年ビートルズが来日した時に泊まったホテルとしても有名だが、1960年代、70年代には、当時の時代の先端をゆく人たちがちょっと気取って集うトレンディースポットでもあった。
東急にテイクオーバーされて1983年大晦日にその看板をおろし、1984年元旦より「キャピトル東急ホテル」となったが、2006年に建て替えのためクローズした。
(2006年クローズ直前に撮影した旧キャピトル東急ホテル時代の写真)
さて、小林宏明さんの話に戻ると、小林さんは帰国子女で英語を生かす仕事をしたくてホテルマンの道に入った方。東京ヒルトンホテルで、名GM(総支配人)として知られたリチャード・ハンデル氏(「アマン東京」のマーク・ハンデル総支配人の父上です)のもとで営業マンとして働いた後、ウェスティンホテル&リゾーツ、フォーシーズンズ・ホテル&リゾーツなど外資系ホテルチェーンに勤務。現在は国際ロータリー日本事務局長だが、ホテル業界のゴルフコンペなどでは常に上位に名を連ね、その腕前は有名。
おとといの晩、再会し、さっそくゴルフをご一緒する約束をしましたが、ほっとけば平気で「直ドラ」(この言葉、小林さんから初めて聞きましたが、ティーアップしないでドライバーで打つことだそう)やっちゃう超初心者のわたし。知らぬがゆえのこわいものなしの今のうちに、ご一緒しちゃおうっと!