アメリカ人女優のザ・ザ・ガボールが昨日、99才で亡くなった。
このお方、ホテリエのコンラッド・ヒルトン ↓ の元妻でもある。
コンラッド・ヒルトンの側から言えば二番目の妻だが、ザ・ザの側から言ってもヒルトンは二番目の夫となる。
↓ 二人が仲睦まじかった頃。
( ↑上の写真はパリス・ヒルトンのinstagramからお借りしました)
実はザ・ザ、9回結婚している。
ベルエアの豪邸に共に住み、一緒にぶっとんだ生活を送り、最後を看取った9番目の夫は、26才年下でドイツの元皇族、といっても、旧皇族の養子だが、アンハルト公爵を名乗っている男性。
ザ・ザは、パリス・ヒルトンにとっては大叔母にあたる。
( ↑上の写真はパリス・ヒルトンのinstagramからお借りしました)
ザ・ザ死去の報を聞き、上に掲載した曽祖父とのツーショットを掲載し、こんなメッセージを綴った。
《Sad to hear the news of Zsa Zsa Gabor's passing. My great grandfather and her made such a beautiful couple. May she rest in peace.
ザ・ザ・ガボールが亡くなったのを聞いて悲しく思ってます。わたしの曾お祖父さんとはこんなにも素敵なカップルだったわ。どうか安らかにお眠りください》
パリスとザ・ザは義理の関係なので血のつながりはないが、とにかくそこにいるだけ、存在するだけで目立つ、派手さ全開のライフスタイル、世間のお騒がせ度では、ホントにいい勝負。ザ・ザ、72才の時には警官に乗っていた車の停車を命じられた際、その警官を張り倒し、3日間の禁固刑を受けた。
ひとことで言うと、一般界にすむ人々が、ハリウッド界のセレブたちに期待する「とんでもピープル」像を、最後の最後まで、あますところなく演じきってくれた。
9年前、ということは…90才の時の「ヴァニティフェア」誌のインタビューでは、コンラッド・ヒルトンの息子でのちにエリザベス・テイラーの夫となったコンラッド・ヒルトン・ジュニアとも「実は深い関係があったのよ」と告白したりして、老いてなお、期待に応えている。
Rest in Peace…なんて、ザ・ザ、貴女にはむずかしいでしょうね。