(トランプ氏所有の Mar-a-Lago マー・ア・ラゴ)
それは、世界の数あるリゾートのなかでもマイアミの右に出るところはないだろう。
ゴルファーのタイガー・ウッズ(60億円の豪邸)をはじめ有名スポーツ選手、歴代の有名ハリウッド俳優、セリーヌ・ディオンら有名ミュージシャン、故ヴェルサーチなどファッション関係者らがこぞって豪邸を持っている。
なぜ、マイアミに彼らが惹かれて集まってくるのか?
それは、
基本、そこでの評価システムは、きわめてシンプルだから。
どれだけお金をたくさん持ってるか。
生まれも家柄も格も品も一切関係なし。
マンハッタンのアッパーイーストの名門コンドミニアムのような、先住の居住者たちによる厳しい入居審査なんていうものもない。
だから、
スポーツ界ではゴルフでもバスケでもアメフトでも野球でも、とにかくたくさん稼いでいる人。
映画界や音楽界でも、たくさん稼いでいる有名人。
ビジネス界では、新参者だけど今の稼ぎでは名門の奴らなんかには負けないぜぃ、という人。
こうしたぎらぎらしたセルフメイドマンたちが集まってくる。
彼らが自分の稼ぎを通帳の数字ではなく、「形」として目に見えるよう表現したのが、超豪邸である。
マイアミの現地ツアーでは、こんなもの ↓ もあるくらい。
さて、
アメリカ次期大統領であるドナルド・トランプ氏も、マイアミのパーム・ビーチに別荘を所有している。
つい最近も週末をここで過ごしている。
この「Mar-a-Lago マー・ア・ラゴ」は1926年に建てられた歴史保存建築物をトランプ氏が購入後、ゴルフリゾートに仕立て直したもので、メラニア夫人との結婚式のときにもここで披露宴を行った。
そして、もうひとり、
マイアミといえばはずせないのが、本ブログ読者のみなさんにはおなじみのアマンリゾーツのオーナー、ドローニン氏。
今年の「マイアミの不動産マーケットで最も影響力がある50人」にも選ばれた。
今カノのロシア人モデル、クリスティーヌ・ロマノヴァ(24才)
が、ドローニン氏との間の愛娘を産み育てている、ふたりの愛の巣もマイアミにある邸宅(もちろん豪邸だろう)である。
最後に、ロシアのことわざより。
《多くを持つ者は、もっと欲しくてたまらない》
*「Mar-a-Lago マー・ア・ラゴ」の写真は、同リゾートの公式サイトからお借りしました。