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ホテルジャンキー村瀬千文とホテルにまつわるヒト・モノ・コト

不屈の男、アマンリゾーツ創業者 エイドリアン・ゼッカの今

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奪われても、取り返し、また奪われても、立ち上がる。

不屈の男、それこそエイドリアン・ゼッカ。

アマンリゾーツの創業者である。

昨年、ロシア人のウラジミール・ドローニン氏との闘いに敗れ涙を飲んだが、

   ↓

chifumimurase.hateblo.jp

 

この人の人生の軌跡をふりかえってみると、捲土重来。

さあて、どんなふうに復活劇をしかけてくるのだろうかと注視してきた。

Serai ブランドのホテルをキューバハバナに計画したり、ちょろちょろニュースは流れていたが、今のところ、わたしが注目する動きは次の3つ。

 

1)独自ホテルブランド「Azerai」の展開

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昨年暮れにラオスルアンパバーンに「Azerai アゼライ」ブランドの第1号ホテルをソフトオープンした。

公式サイトはまだオープンしていない。創業当初のアマンリゾーツと同じ戦法で、あえて目立った宣伝はせず、ホテルジャンキーたちの間での口コミに頼る…といえば聞こえはいいのだが…。

わたしはまだ現地に行っていないので写真だけからしか判断できないが、これといって新味はないし、どうも見ていると、ホテルそのものにもあまりお金がかかっていないようすだ。

 

2)会員制ヨットシェア・ビジネス「MAHA Yacht Club」

 

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いわゆるリゾートホテルの会員制オーナーシステムをヨットに置き換えたもの。

会員を60名に限定し、会員は同社がプーケット、バリ、イビザ、モナコに保有する6隻のヨットを年間4週間使える権利を持つ、というもので、会費は10年間で350万ユーロ(約4億円)。2019年にスタートを予定している。

ここで得た資金を「Azerai」のホテルビジネス展開に回すのだろうか?

 

3)中国企業の「Ahn Luh Hotels」に参加

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ま、簡単にいうと、アマンリゾーツをつくったゼッカという"ブランド"の切り売りと人脈、ノウハウの提供。自分のホテルビジネスのための資金稼ぎといったところだろうか。ちなみにゼッカには中国人の血が流れている。

 

以上、3つの動き、それぞれについて、気になって気になってしょうがないことがある。ありすぎて、一度では書けないので、

これから何回かに分けて書いていきたいと思う。

 

 *写真は、MAHA Yacht Club のサイトからお借りしました。