世界中、どこにでも行ける!そんな機運が満ちていた時代がありました。
昨年5月にJFK国際空港のターミナル5にオープンしたエアポートホテル、「TWAホテル」512室。元は1962年にオープンした「TWAフライトセンター」。フィンランド人建築家エーロ・サーリネンが設計デザインを手がけたことで知られ、ニューヨーク市の歴史建造物にも指定されている建物です。
1960年代、エアライン業界が輝いていた古き良き時代を徹底して再現したホテルです
レセプションは空港のチェックインカウンターを模したデザイン
ミッドセンチュリー風デザインの客室からは目の前で飛行機の発着が見られます。
ホテルのスタッフたちのユニフォームは1960年代のTWAクルーのユニフォーム
昔の機内食サービスを再現したコーナー
カクテルバーは、愛称「コニー」のロッキード社の旅客機「コンステレーション・ライナー」を改装
トランスワールド航空のジャック・フライ社長のデスクを再現したコーナー
ホテルとターミナルをつなぐフライトチューブは、レオナルド・ディカプリオ主演の映画「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」でもパイロット姿のレオ様が颯爽と通る有名なシーンで使われましたね。
こんなご時世ですが、ホテルは営業中とのこと。レストラン、バー、カフェ、ジムなどは営業休止してますが、食事はテイクアウトで対応しています。
ルーフトップ・プールのデッキチェアで、飛行機の発着を眺めたい。
どこにでも自由に行けた時代が再びもどってくることを願いながら。