観覧車ビューといえば正面からの眺めが一般界では最上とされているようだが、
ホテルジャンキー界のなかでも眺めにこだわる「眺めジャンキー族」の間、といっても、かなりディープな人々の間で珍重されているのが、
”タテの眺め”
大観覧車に乗っている人と正対できる眺めである。
この”タテの眺め”を楽しめるのが
ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルの31階にあるビューラウンジ「31st」。
眺めジャンキーにとっては、どの高さから眺めるかという高さ問題も重要だが、ここからは横浜港がほどよい高さから見下ろせる。
横浜には海が見えることを売りものにするホテルが他にもあるが、
もっとも海との密着度が高く
波打ち際感覚が楽しめるのはこちら。
フロントでチェックインしながら右に目をやると
窓の向こうには海が広がっている。
1991年にオープン、つまりバブル時代につくられたホテル。
当時は故堤清二氏が率いるセゾン・コーポレーションがインターコンチネンタルホテルズ・グループのオーナーだった。
なつかしい・・・今は昔の物語。
こうしていろいろありましたの四半世紀の時を重ねてきて
ちょっと大人になり、熟成度を増し、いい味出してきている、そんな感じがした。
打ち合わせで訪れたきのうは雨模様だったが、
雨の日も悪くない。