いまこの時期、カタールといえば、2022年サッカーのワールドカップの開催国として頭に浮かぶ方が多いだろう。
サウジアラビアの東にある面積11000平方キロ、つまり100キロ四方くらいしかない【まことに小さな国】なのだが、世界での有数の石油と天然ガスの埋蔵量をもち、世界一のお金持ちの国として知られている。
こうしたオイルマネー系のお金持ち国には、ブルネイをはじめ世界各地の名門ホテルに投資しているところが多いが、カタールも同じ。
ロンドンの「ザ・サヴォイ」をはじめ
カンヌの「インターコンチネンタル・カールトン・カンヌ」
「ペニンシュラ・パリ」
パリの「ロワイヤル・モンソー」
などなど、ホテルジャンキーにも人気がある名門ホテルをラインナップしている。
そして、このたび、ニューヨークの名門「プラザホテル」を手にした。
かつて、かのトランプ大統領も一時オーナーだったホテルで
「プラザホテル」の買収合戦についてはすでに本ブログでも書いたが
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7月2日付のニューヨークタイムズ紙によると、すったもんだの末、結局、カタールの政府系投資会社カタラ・ホールディングスがフルオーナーシップを手に入れたようだ。買収金額は6億ドル(約660億円)。
*写真は「KATARA HOSPITALITY」の公式サイトよりお借りしました。