トランプ大統領の「利益相反」問題。
アメリカのメディアではこれまでにも
もう、うんざりするくらいたくさん出ている。
つまり、多少のことではみんな驚かない。
ああ、またか、という感じ。
これだけ状況証拠が出ても
どれも決定打にならないだけに
反トランプ側のメディアの苛立ちは隠せない。
そこに新ネタがあらわれた。
6月12日付けで
トランプ大統領がオーナーで家族が経営するホテル等が
外国政府の利用により利益を得ているのは
「利益相反」であるとして、
メリーランド連邦地裁に提訴した。
内容としてはまったく新味はなく
サウジアラビアなど外国政府が
トランプ大統領のご機嫌をとるために
トランプホテルを贔屓にして利用しているとか、
パパから会社を預かっている息子たちに
事業の報告をさせたりして
事実上は大統領が経営に関与しているなど
今までもさんざん言われてきて
すでに民間からの提訴もされていること
なのだが
今回はそれを「言ってる人」が
これまでとはちがう。
れっきとしたアメリカ合衆国の一州の司法長官。
なのに、アメリカのメディアでも
どうもいまひとつ盛り上がりに欠ける感じが否めないのは
だけども
問題なのは
きょうの雨
っていう人も多いからなのか。
さぁて、今回はどうなるか。
トランプ大統領はすでに
「民主党の陰謀だ!」説をアピールしてるけど。