ヒラリー・クリントンが今夜、トランプに痛恨の敗北を認める電話をかけたのは、このドレッサーの前だったのかもしれない(わたしの勝手な想像です)。
大統領選挙の開票中、ヒラリーは民主党の選挙センターがある「ジェイコブ・ジャビッツ・コンベンション・センターの近くのホテルで待機している」と報じられていたのだが、はて、場所も場所だし、近くのホテルとはどこかしらん?
気になって、気になってしょうがなく、ずぅ〜っと探していたのだが、このセンターの近くには、海外出張の際のホテル選びについてもかなりうるさいと評判のヒラリーが泊まるようなホテルは見当たらない。
近くとは言ってるが、もしかしてけっこう離れたところかも…と思いながら捜索(勝手に)を続けていたところ、ついにホテル名を報じているアメリカのメディア記事を発見。
そのホテルとは、ココ ↓ でした。ぜんぜん「近く」はないと思うが、
五番街&55丁目にある「ペニンシュラ・ニューヨーク」。
共和党の選挙センターがあり、トランプがいる「ニューヨーク・ヒルトン・ミッドタウン」からわずかワンブロック。さらに、トランプ・タワーとも目と鼻の先。
香港に本社があるペニンシュラ・ホテルズのホテルだが、ニューヨークでも指折りの高級ホテルのひとつ。
お泊まりの部屋は、記事には「スイート」と書かれているが、おそらくいちばんグレイドが上の「ペニンシュラ・スイート」(307平米)↓ だと思う。
その瞬間、
おそらくGM(総支配人)が朝からサインして用意していたお祝いのメッセージ
「おめでとうございます!!! ミセス・プレジデント!!!」
(ホテルマンは必ず!!!と3連打する癖がある)
のカード付きのシャンパンと花を積んだワゴンをこのフロアのパントリーでスタンバイさせていたにちがいないホテルマンたちは、そっと目配せしあい、そろりそろ〜りと静かに音をたてないよう立ち去っていったにちがいない。
*上の写真は「The Peninsula New York」のサイトからお借りしました。