いよいよアメリカ大統領選挙の投票日となった今日、ホテルも今ごろ、大忙しだろう。
祝勝パーティーになるか、残念会になるか、いずれになるかはわからないけれど、どっちに転んでも対応できるよう万全の準備をするのがプロのホテリエというもの。
共和党、すなわちトランプが、万万万が一、勝った場合に祝勝パーティーが行われるのは、ここ「ニューヨーク・ヒルトン・ミッドタウン」。共和党の選挙センターも置かれている(ちなみに民主党の選挙センターはウエストサイドのジェイコブ・ジャビッツ・コンベンション・センター)。
このヒルトン、テレビのレポーターが「いまニューヨークでは…」とマイクを持って立つとき、カメラが周囲を映し出すとき、絶好のロケーションとなる。
アヴェニュー・オブ・アメリカス(6番街)に面した53丁目と54丁目の間。
1963年6月にオープンしたホテルだが、その誕生年月は奇しくも東京にかつてあった「東京ヒルトン」と同じ。
ニューヨーク市では最大規模のホテルで客室数1932室。帝国ホテル東京(931室)の2倍以上の大きさの巨大ホテルである。
でも、ふと気づくと、ヒルトンっていえば、ついこの間、中国の海航集団が筆頭株主になることになったはず(本コラムの以下の記事参照)。
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ついにヒルトンの筆頭株主になっちゃった中国の海航集団
いまは大統領選挙でヒートアップして頭がいっぱいの共和党、ついうっかりホテルの WiFi なんて使っちゃってたりしてないか(通信内容がだだ漏れになります)、だいじょうぶだろうか。
*上の写真は「ニューヨーク・ヒルトン・ミッドタウン」のサイトからお借りしました。