トランプ大統領の 別荘「マール・ア・ラーゴ」↑ で米中首脳会談の直前にシリアにミサイルを打ち込んだアメリカ。
「やる時はやるぜっ! 」
ここのところずぅーっとなめられてたから、ここでしっかりアピールしとかないとな、という感じ。
トランプ大統領も、昨晩の習近平氏とのディナーの席上では、さぞかし肩に力が入っていたことだろうと思われる。
昨晩のディナーのメニューはトランプ大統領が選挙中に公言していたマックのハンバーガーではなく、シーザースサラダに舌平目とステーキだったらしいが、ふたりとも料理を味わう余裕はあったのだろうか。
さて、習近平氏。
国内では熾烈な権力闘争で気が抜けない日々を過ごしているだけに、国の外に出たときくらいは気分も変えてリラックスしたいだろうが、そんなわけにもいかないだろうな。米中首脳会談を控え、昨晩はどんなベッドでお休みだったのだろうか?
さっそく、調べてみた。
今回、お泊りになったホテルは、「オー・パーム・ビーチ・リゾート&スパ」。
会談場所の「マール・ア・ラーゴ」までは海沿いにまっすぐ北上すればいいので、警備上はよさそうだが、
世界の大国を自負する中国のトップが泊まるホテルとしては、これじゃあ、ちょっと格が足りないのでは、とホテルジャンキー的には思う。
こちらのホテルの現在のレートは1泊549ドルから。
一方、彼の地の名門「ザ・ブレカーズ・パーム・ビーチ」↓ は799ドルから。
普及版の高級ホテルチェーンともいえる「フォーシーズンズ・パームビーチ」が739ドルから、「ザ・リッツ・カールトン パームビーチ・アルバ」が597ドルからなので、まあ、上の下か中の上程度のグレイドのホテルだ。
もしかして、もしかして、
駐米中国大使館は、コレ ↓ を見て、
「コレだっ! コレなら習近平国家主席もお喜びになるにちがいないっ!」と、このホテルにしたのかも…なんてつい思ったのは、
最高級スイートの部屋名「最高司令官」。
しかーし、ホテルに着いてみたら、
「熱烈歓迎」派と、抗議を叫ぶ反対派の両者が入り混じり、あたりは騒然とした状況だったそう。
せっかく海に面した部屋でも窓も開けられず、ちょっと気の毒。
察するに、今の心境にはぜんぜんそぐわないホテルにご滞在のようすだ。
習近平氏、バスルームでひとりになったとき、何を思ったのだろうか?
*「マール・ア・ラーゴ」と「オー・パーム・ビーチ・リゾート&スパ」の写真はそれぞれのホテルの公式サイトよりお借りしました。