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ホテルジャンキー村瀬千文とホテルにまつわるヒト・モノ・コト

トランプ大統領が滞在中の「シャングリラ・シンガポール」の総支配人、そして、傑物オーナー

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うっそうとした庭園の木立のなかにもきっと精鋭で知られるグルカ兵があちこちに潜んでいるにちがいない「シャングリラ・シンガポール」。

ただいまトランプ大統領がご滞在中です。

このホテルのGM(総支配人)ともなれば、世界各国から首脳クラスのVIPが集まる会談や会議なんかの開催には慣れているはず。

以前、本ブログでもこんな記事を書きましたが ↓

chifumimurase.hateblo.jp

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どんなにトランプ大統領が "おともだち" のホテル「マリーナベイサンズ」に泊まりたいとゴネたとしても、「あちらでは安全は保証できません、ミスター・プレジデント」と言われればしかたないでしょうね。

さて、こちらのホテルのGM(総支配人)は

 

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昨年12月に赴任したばかりの  Bipan Kapur(読み方わかりません)氏。

インドで生まれ育ったインド人で、前職はバリ島のウェスティンシェラトンホテルのマネージング・ディレクターで、スターウッド 歴は26年と長いホテリエです。

ブルネイで「APEC 2000」が開催された時には特別プロジェクトの責任者もつとめていますので、この手のイベントには慣れているでしょうが、なにしろ、想定外のことが多いトランプ大統領のこと。何をやるか、わかりません…。

 

さて、シャングリラ・ホテルズのオーナーは、 

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(自叙伝「Robert Kuok: A Memoir」)

マレーシアで13年連続第1位の富豪として知られる華僑財閥のロバート・クオック氏です。資産は148億ドル(約1・6兆円)!

香港の大手不動産会社ケリー・プロパティーズ、香港の英字新聞「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」紙も傘下に持っています。

クオック氏、現在94才ですが、先日、やはり92才という高齢でマレーシアの首相に返り咲いちゃったマハティール首相に顧問として招かれたのでも話題になりました。

ちなみにクオック氏の父親は「中国のユダヤ人」といわれる客家ですが、

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シンガポールのリー・シェンロン首相も客家系。

今回のトランプ大統領の滞在も、そんないろいろ深い関係・事情があってのことだったのでしょうか。

 

*「シャングリラ・シンガポール」の写真は同ホテルの公式サイトより、 Bapur 氏の写真は Linked in 掲載の写真をお借りしました。