金正恩委員長のお部屋と推測されるプレジデンシャルスイートの書斎です。
米朝会談のためシンガポールに到着した金正恩委員長が泊まるホテル、
ホテルで陣頭指揮をとっているGM(総支配人)は、ただならぬ厳戒態勢のなか、ホテリエとしてのプライドを賭けて頑張っていることでしょう。
さて、そのGMとは、今年の2月にこちらに赴任してきたばかりという
シャヴィ・ゴンザレス Xavi Gonzalez 氏。
バルセロナ出身のスペイン人で、1998年にホテリエ人生をスタートしたというので、やはり前の記事
で書いた「カペラ・シンガポール」のGMと同じく40代でしょう。
バルセロナのリッツカールトン系列の「ホテル・アーツ・バルセロナ」を皮切りに、ポルトガル、上海の浦東、ジャカルタなどのリッツカールトンを経て、同じマリオット傘下のホテルブランドである「エディション EDITION」のニューヨークの開業を担当し、前職は中国・海南島の「エディション・サンヤー」のGMです。
北朝鮮の随行スタッフたち、ホテル内に金正恩委員長の指紋ひとつ、汗のしみひとつ、髪の毛一本残さないよう、徹底的にクリーンナップしていくんでしょうね、
↓ この英国政府のように。
彼らがどんなふうに清掃するのか、ぜひ見てみたいです。
追記:トイレから健康状態の情報がとられないよう、北朝鮮から移動式トイレを空輸してきたそうです。
*「セントレジス・シンガポール」の写真は同ホテルの公式サイトよりお借りしました。