満面の笑みを浮かべているこの人たちの職業は何でしょう？
そう、弁護士さんです。
カリフォルニアのホテルに泊まって虫に噛まれたと訴えた家族に対してホテルは
約５５００万円の損害賠償金を支払えという判決を先日勝ちとったばかり。
ホームページのトップページでも
"RANCHO CUCAMONGA BED BUG BITE LAWYERS"
俺たちゃ、あの、ランチョ・クカモンガのベッド バグ バイトの弁護士だぜぃ！（わたしの勝手な意訳です）と名乗り、
「ホテルで虫に噛まれたって？
そんなときゃ、私たちにま・か・せ・な・さ・い！」（わたしの勝手な意訳です）
ホームページでも新たなクライアント獲得に向けて大宣伝中。
「ホテルで虫に噛まれたらどうしたらいいか（損害賠償金を取るためにすべきこと）？」など、その"手口"のさわりを書いてますので、ご参考に。
訴訟大国アメリカにはこんなサイトもあります。
都市名やホテル名で検索すれば、投稿されたレポートも読めます。
最新号の小誌「ホテルジャンキーズ」Vol.124 の「アメリカ発ホテルニュース」にもあるようにベッドバグ（ベッドの虫）問題は、以前からあり、
2007年1月７日付の英国タイムス紙の報道によると、ロンドンの「マンダリンオリエンタル・ハイドパーク」に５泊した米国人弁護士夫妻が南京虫と思われる虫が荷物に入り混んでニューヨークの自宅アパートにまで侵入たためアパートを消毒せざるを得なくなったと主張、肉体的・精神的苦痛を負ったとホテルに数百万ドル（数億円）の賠償金支払いを求める訴えを米裁判所に起こした、なんてこともあった。
日本のホテルでもこれからこの手のトラブルは増えそう・・・。
