東京・永田町のおとなり 平河町、国道246沿いにひっそりとある小さなホテル「ザ・キタノホテル 東京」。客室数72室。
かねがねどうして東京にはニューヨークやパリ、ロンドンのように高級ブティックホテルがないのだろうと残念に思っていましたが(ホテル西洋銀座はクローズしてしまいましたし)、ようやくこんなホテルができました。
前身は1964年に日本初のサービストアパートメントとして建てられた「北野アームス」。かつては政治家や財界人、文化人などが集まるサロン的存在でもあり、知る人ぞ知る高級アパートメントホテルでした。
老朽化のため建て替えられ、今年の4月、高級ブティックホテルとして新生オープンしました。
同系列のニューヨークの「ザ・キタノホテル」については本ブログでも記事を書いたことがあります。 ↓
最近、「和」を売りものにしたホテルはとても多いですが、こちらもコンセプトは「和敬清寂」。
2階には茶室を兼ねたティーラウンジがあり
お抹茶もいただけます。
インテリアは和テイストで
客室内には盆栽もあります。
そして、小さいホテルながら料飲施設は4つあり、上記のティーラウンジのほか、最上階には都内のホテルでは唯一のルーフトップラウンジである「キタノアームスラウンジ」、
2階にはスペイン料理の有名店「サンパウ」。ルームサービスを含めて館内の料飲については「サンパウ」が監修しているそうです。
いいホテルに育っていってくれるといいなぁとホテルジャンキーとして願っています。