リゾートホテルのテラスでのんびりコーヒータイム、
青い空に青い海、海風がきもちいい。
「ここってホテルみたいだね」
同行の母がつぶやいたココとは、
葉山にある神奈川県立美術館。
北海道が生んだ彫刻家、砂澤ビッキ展をみにきた。
アイヌ人の彫刻家で、
一時、冬の間は鎌倉を拠点に活動していたそうだ。
展示室の撮影禁止なのでお見せできないが、
小さな窓越しに切り取ったように海が見える
部屋のまんなかに1点だけ木彫をおいた展示室があって、
そこがまさに
「リゾート」
だった。
その部屋に入るちょっと手前、
入り口の5メートルくらい後ろから眺めると最高のシーン。
このままどこかのリゾートホテルのロビーにしたいほど。
併設のレストランでランチ。
「食後のデザートはテラスでいかがですか?」
うれしい提案で、テラスに席を移した。
この食後のコーヒーの際に席を移すっていうのが、わたしは好きだ。
この美術館には常設コレクションもあるが、
わたしがこの日いちばん気にいったのは、この子 ↓
岸田劉生の「村娘」
いい"つらがまえ"してる。