とにかく、アイツのことが気になって、気になって、気になって仕方ない。
人間にはそんな、どうにも虫が好かないタイプっているようだ。
それがこうじて(…かどうかはわかりませんけど)ついに、ホテルビジネスにまで手を出したのが、IT界の有名人で世界でトップ10に入る富豪としても知られるこの男、
ラリー・エリソン(以下、ラリーと呼ぶ)。
彼がどうにも気に入らない男というのが、
ビル・ゲイツ(以下、ビル・ゲイツと呼ぶ。ラリーほど親しみがわくタイプじゃないので)。
Microsoftの創業者で、ホテル界では高級ホテルチェーン、フォーシーズンズ・ホテルのオーナーとして知られているお方。
ラリーがビル・ゲイツに対して「いやがらせをした」と巷で言われているのが、本ブログでも書いた ↓ ハワイのラナイ島丸ごとお買い上げ事件。
ラナイ島はビル・ゲイツが結婚式をあげた場所で、しかも、そこにあるフォーシーズンズホテルはビル・ゲイツがオーナー。
そして、今度はいよいよホテル界の土俵で、本格的な戦いに挑むもよう(というのもわわたしの勝手な推測です)。
先日、本ブログで書いた松久信久氏の新しいホテルブランド「ノブ・リョカン・マリブ」↓
これについて調べていたら、ラリーがこのプロジェクトに大いに、深く、絡んでいたことが判明した。
ラリーが、ハリウッド俳優でホテリエのロバート・デニーロと寿司職人からスタートして今やノブ・ホテルズを経営するホテリエである松久信弘氏らと手を組んだのが、この「ノブ・リョカン・マリブ」。
ラリーが10年前に2000万ドルで購入した「カーサ・マリブ・イン」を16室の日本旅館スタイルのホテルにリモデリングした。
ちなみに、ラリー、ジャパニーズ・カルチャー好きとしても知られ、京都東山南禅寺の何有荘(推定80億円以上)を購入して所有しているほか、アメリカの自宅も瓦屋根や縁側など日本趣味な造作を随所に取り入れ、庭には日本庭園を作ったほど。
しかも、ラリーの興味はこのホテル1軒だけでどうも終わらなさそう。
客室料金が最低1100ドルからという富裕層をターゲットとした、「ウルトラ・ハイエンド」なラグジュアリーホテルのコレクション「ノブ・リョカン・コレクション」と称して世界各地でチェーン展開する予定らしい。
ラリー、もしかして、ビル・ゲイツのフォーシーズンズを意識しているのかしらん?
*ホテルの写真はすべて「ノブ・リョカン・マリブ」の公式サイトからお借りしました。