昔から気になることがあると、気になって気になって仕方がない。
そのせいか関連するものがどんどん目に飛び込んでくる。
先日訪れたニューヨークでのこと。トライベッカから6番街をアップタウンに向けて走るタクシーの窓から何気なく外を見ると、白いビルの壁に「海航集団」の小さな文字。
ちょうどアメリカに出発する前日5月12日に書いた記事、
ジョージ・ソロスを落とした男。
に登場したチェン・フェン氏の会社で、中国第4の航空会社である海南航空の親会社。先日、ラディソン・ブルなどのホテルブランドで知られるホテルを世界115ヶ国で1400軒所有しているアメリカのカールソン・ホスピタリティー・グループを20億ドル(推定)で買収したばかり。
オフィスがあるエリアはソーホー。こんな地味なところにオフィスを持っていたのかとちょっと驚いた。
帰国後もあらためて海航集団についていろいろ調べていると、今年の4月に配車アプリのウーバーが海航集団と戦略的提携に合意した、という記事があった。あのウーバーが中国市場のでのビジネス展開のパートナーとして選んだのが海航集団だった、ということだ。
余談だが、サンフランシスコで breadwallet のCEO アダムのオフィスを訪ねた際、帰途、アダムが使っているという、最近はウーバーよりも安いし人気がある配車アプリを使って車を手配してもらったのだが、上品な青年が運転するベンツが来て驚いた。
海航集団のチェン・フェン氏。
この男、私の「気になる男リスト」のひとりだ。
(写真は海航集団のサイトからお借りしました)