あらためて思い出してみると、この週末はけっこう忙しかった。
「ホテルジャンキーズ」114号の編集作業が佳境のさなか、先週金曜の夜は日本橋で「もくもく会」のメンバーの今井さんのビットコイン・セミナーに参加。土曜は鎌倉で「鎌倉の別荘地時代研究会」。日曜は、昼間は母と茅ヶ崎の氷室椿庭園に椿を見に行き、夕方は七里ガ浜ゴルフ場でゴルフのレッスン。
にもかかわらず、気分はのどか。
その理由のひとつは、通勤に使っている江ノ電。
この電車、とにかく急ぐということがない。ちんたら、ちんたら、のんびり走り、単線のため「待ち合わせのため、2分停車しまぁーす」なんていうのもしょっちゅう。
ある時、乗り合わせた老婦人が友人らしき女性に「江ノ電もね、まじめに走ればほんとうはもっと早く着くんですけれど」と言ってたのを聞いて吹き出したことがあるが、急いで走る気がさらさらない電車なのだ。
今朝も早朝出勤で時間が早かったせいか、のんびりと2両編成でやってきて、乗客も数えるほどしかいなかった。
あと、鎌倉の紀伊国屋スーパーにときどき行く以外、ふだんの買い物は個人商店ですることも「のどかな気分」には関係していると思う。
「こんにちはぁ」「あ、まいど!」から始まり、「寒いね、きょうは」「すっかり晴れちゃいましたね」「きょうの富士山はきれいだよ!」なんていう会話が続く。
ちなみに、私より年下でもみんな「奥さん」と呼ばれるのに、私は迷わず「おねえちゃん」と呼ばれることが多いのはなぜだろうか?
そんなわけで、忙しいけれど、のどかな気分でちんたらちんたらを楽しんでます。