↑ (1)の続きです。
というニュースの見出しでわたしの目をひいたのは
「BENIHANA」のなつかしい文字。
かつてアメリカ旅行のときにはよくお世話になったレストランだ。
1964年にマンハッタンのウエスト56丁目に一号店を開店。シェフが踊りながら肉や海老を焼いたり切ったりのパフォーマンスが人気を呼んだ。
ヒルトンホテルの会長、バロン・ヒルトンも目をつけ、ヒルトンに出店依頼をした。
このレストランチェーンを25才の若さで創業したのが、
ロッキー青木さん(2008年死去)。
日本生まれの日本人だが、慶應大学でレスリングをやっていたときに米国遠征した際、帰国せずアメリカに残り、ニューヨーク市立大でレストラン経営を学んだという変わり種。
ちなみに、レスリングでは全米選手権で3年連続して優勝し、米国選手として東京オリンピック代表にも選ばれたほどの実力(米国市民権がなかったため出場できず)。
レストランチェーン「BENIHANA 」の大成功で、アメリカンドリームを実現し、億万長者となったロッキー青木さんだが、冒険野郎としても知られ、1982年には気球で太平洋横断をしたりした。
・・・と「ベニハナ」の話が長くなったが
この「ベニハナ」を買収した会社というのが
マイナー・インターナショナル (MINT)
ゼッカの「アゼライ」を買った男
タイのホテル王と言われているウィリアム・ハイネッケ氏の会社である。