「おもてなし」よりもずっとずっと誇りたいニッポンの技
それは、駅のホームで自動販売機に飲み物を補充するおにいさんの
無駄というものがまったくない流れるような作業。
いつも後ろにそっと立って、惚れ惚れとみとれているわたしだ。
A は補充中の缶やボトルが入っているカゴで
B は空になったカゴ。
空になったカゴはパタンと押され、半分の薄さになる。
この一連のシステムを考えた人もすごい。
どの缶をどこに入れるべきかは全て体が覚えているようで
両手を使い、ものすごいスピードで補充がなされる。
その間、下半身は安定してまったく動かず。
もし、”自動販売機補充技 オリンピック”があったとしたら
日本はまちがいなく金メダルがとれると思う。