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ホテルジャンキー村瀬千文とホテルにまつわるヒト・モノ・コト

本物だけが持つ「スケール感」とは

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なんとなく、ああ、あれね ... と

知っている気になっていたけれど

まるで思ってたのとはちがっていた .....

想定外も想定外。

ああ、やっぱり来てみてよかった

そんな体験をしたのは

観たいという母のお供で来た

ミュシャ展」

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これまでアール・ヌーヴォーの広告ポスターでしか知らなかった

ミュシャだが

圧巻だったのは

6 X 8メートルの大きなキャンバスに描かれた

《スラヴ叙事詩》のシリーズ20点。

ああ、これだけは、本物の「スケール感」を体感しないと

この迫力は伝わらないなと思った。

 

この「スケール感」というのは

わたしがホテルを感じるときの

ポイントのひとつ。

(見学するとか、視察するとかではなく、野生にかえって全身で感じます)

どんなに写真ではよく見えたホテルでも

実際にそこに身を置いてみたとき

体に感じる(ズシンと響いて体中にじわじわと広がっていく)

「スケール感」があるホテルって、実はなかなかない。

これは必ずしも実際の大きさの問題ではなく

言いかえると、

本物かどうかということかもしれないな

ミュシャ展を観ながら思った。 

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それにしても混んでいて凄かった。

外も長蛇の列で入場制限中。

ランチをここでと思ったが

3階の「ポール・ボキューズ」はいっぱいなのであきらめ

2階の「サロン・ド・テ・ロンド」でサンドウィッチ。 

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その後、銀座に出るもどこも大混雑。

お茶しようとするも

次々に「30分待ちです」「いつ空くか ....」で

まさかのお茶難民に。

そこで、

ココだったらいつも混んでるけれど

いつも必ず入れると向かったのは

「オ・バッカナール」。

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それにしても、なんでどこもこんなに混んでいるんだろ?

 

*「ミュシャ展」は明日6/5(月)まで六本木の国立新美術館で開催中。