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ホテルジャンキー村瀬千文とホテルにまつわるヒト・モノ・コト

新宿で昼下がり、静かにふつうにお茶できるホテルって

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新宿で仕事の打ち合わせをすることになり

さぁて、場所はどこにしようか?と悩む。

なにしろ昼下がりの時間帯、

界隈のホテルのティーラウンジはどこもいっぱいだ。

並んで席待ちするわけにもいかないし。

うーん ..... と考えた末、

「京王プラザホテル」45階のスカイラウンジ「オーロラ」で

セットメニューに限り予約受付しているのを見つけた。

食べたくもないがスイーツ付きのセットで予約。

 

14時に予約したので15分ほど早めに行ったら

あれれ? 扉が閉まっている ..... 。

まさか、日にちをまちがえたのだろうか?と不安になる。

狭くて待つところもないエレベーターホールで立ち往生。

反対側には宿泊者用のクラブラウンジがあるが

カードキィーがないとドアも開かない。

なかにいるスタッフにガラス越しに合図を送り出てきてもらうと

「オーロラ」は14時ジャストにならないと扉を開けないそうで

「よろしかったら、こちらでお待ちになりますか?」

ハイ、と中に入る。

静かで誰もいない .... と思っていたら

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その後、続々と入ってきた人たちは

みなさんわたしと同じく「オーロラ」目当ての女性客。

一気ににぎやかになる。

しかし、こういうのって

本来のクラブラウンジのゲストにとっては

ものすごく迷惑だろうな、と思う。

 

こんなにたくさん待っているにもかかわらず

14時ぴったりに扉を開けた

スカイラウンジ「オーロラ」だったが

またたく間に女性のグループ客でいっぱいに。

みなさんのお目当てはアフタヌーンティーセット。

テンション上がり、盛り上がる、盛り上がる ..... 。

ふつうに話をしようにも聞こえない状態に。

お客がそうだと、スタッフのサービスもまた

それなりになるのは世の常。仕方のないことだ。

というわけで、

あきらめて場所替えすることに。

 

向かった先は、

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1980年開業、80年代にはトレンドの先端を走っていた

旧名・小田急センチュリーハイアット、

今は「ハイアットリージェンシー東京

ハイアット系のホテルブランドのなかでは

すぐ近くのパークハイアット

六本木のグランドハイアットより

グレイドは下だが

東京におけるハイアット歴はここが一番古い。

館内でも最もハイアットらしさが漂うのはココ ↓ 「CAFEE」

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入った途端、流れる空気が

京王プラザとはまったくちがい

ホッとする。

「CAFEE」は新宿公園に面しており

視界には緑が広がる。

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なにか特別なことがあるわけではないけれど

ふつうに、

ホテルらしいサービスが受けられ 

落ち着いて心地よくお茶や食事が楽しめた。