さあて、トランプ大統領の初外遊もいよいよ後半戦。
ブリュッセルでの滞在先はどこだろう?
地元メディアによると
宿泊先はオープンにはされてはいないが
オバマ前大統領が2014年に泊まった
「ザ・ホテル ブリュッセル」ではない
ことだけはまちがいないそうだ。
この「ザ・ホテル ブリュッセル」とは
27階建の高層ホテルで
いわゆる格式ある名門ホテルとかではなく
スタイリッシュ系の上の下クラスのホテルで
本日のレートは一泊139ユーロから。
国賓クラスに対応した部屋タイプもない。
もっともこの時
オバマ前大統領1泊の滞在にかけられた費用は
約152万ドル(当時のレートで約1億5千万ドル)。
全238室が事前の安全確認と準備のために
大統領到着の15日前からチェックアウトまで
貸し切られたそうだ。
今回、トランプ大統領の滞在先は
米国大使館内ではないかと推測されている。
滞在時間24時間の多忙なスケジュールの中
フランスのマクロン大統領と
ちょっと「長めの」ランチ会談を予定しているが
これも米国大使館内で行われる予定。
余談だが、
実はオバマ前大統領
公私ともにホテル選びには
けっこううるさかったと言われており
海外出張時のホテル散財について
わざわざ追求するサイトもあるくらい。
退任後のヴァカンスの過ごし方を見ると
さもありなんですが。
さて、ブリュッセルのホテル業界にとって
トランプ大統領の来訪はどうかといえば
ひとことで言えば
迷惑。
ベルギーの地元紙「ブリュッセル・タイムス」によると、
ブリュッセル市内のホテルの今週の予約状況は
通常は75%の稼働率が60%と15%ダウン。
*「ザ・ホテル ブリュッセル」の写真は同ホテルの公式サイトよりお借りしました。