2月14日付のウォールストリートジャーナル紙の記事によると、孫正義氏が率いるソフトバンクグループが、アメリカの投資ファンド、フォートレス・インベストメント・グループを買収することを発表。買収金額は約33億ドル(約3752億円)。
孫正義氏については、本ブログでも書いたことがある ↓
孫氏、ホテルが欲しくてこの投資ファンドを買ったということではなく(もしかしたらそうかもしれませんが、孫さんの腹の中まではわかりません)、ようするに、アメリカの投資ファンド、フォートレス・インベストメント・グループを買収することによって、その結果、同ファンドが所有している70軒あまりの日本のホテルのオーナーになったということ。
このお買い物袋には、「シェラトン・グランデ・トーキョーベイ」(420億円で買収)も入っている ↓
↑ 孫氏がご来訪の折には、このプレジデンシャル・スイートを使うのだろうか。
このほか、別府の老舗「別府亀の井ホテル」なんかも入っている。
このホテル、「別府観光の祖」が作ったという老舗ホテルなのに、公式サイトではトップページののっけから、「当ホテルが選ばれている理由」のNo.1として、「JR別府駅から徒歩4分」をあげている…。ホテルジャンキーとしては、もっと言いようがあるのにと思うが、たぶん、経験的にコレが売り上げの数字につながっているのだろう。こういうのは、なんか哀しい。
さらに、リーガロイヤル・ホテル・グループのホテルで、サービスよく京都駅にも近いわりにお値段がリーズナブルなことでホテルジャンキーには知られる「リーガロイヤルホテル京都」も。
所有ホテルに北海道のホテルはけっこう多く、中には、いくらのてんこ盛りなどでトリップアドバイザーの「朝食のおいしいホテル 2016」4位になった「函館国際ホテル」も。
(東西2館あり、こちらは東館)
↑ いちばん上のグレイドのインペリアル・スイート。
なにしろ、個人資産が約1兆7000億円という孫氏。
もし、本気でホテルに興味がわいたとしたら、フォーシーズンズを37億ドル(約4150億円)でお買い上げしちゃったマイクロソフトのビル・ゲイツのように、有名ホテルチェーンのひとつやふたつ、お買いあげしてホテルオーナーになるくらい朝飯前。
孫氏、次から次へとチャレンジしてないといられない性分のようにお見受けするので、いっそのこと、世界一のホテル王もついでにやられたらどうだろうか?
そうだ!
孫氏はトランプ大統領との親交もあるので、トランプ氏の大統領就任期間の"期間限定"でトランプ・インターナショナルを"一時お預かり"するなんてのも、いいかも。そうすればトランプ大統領も「利益相反」問題から逃げられる…。
*ホテルの写真は各ホテルの公式サイトよりお借りしました。