きょうは青山で打ち合わせをした後、日比谷で映画「スノーデン」を観てきた。
2013年6月、29才の一見ひよわなアメリカ人青年が、世界を揺るがす告発を行った。
彼はただのハッカー青年ではなく、CIAおよびNSA(アメリカ国家安全保障局)の局員として諜報活動に従事しており、まさに命をかけた内部告発だった。
その舞台となったのが、香港の九龍尖沙咀にあるホテル「The Mira ザ・ミラ」。
上の写真は、記者のインタビューの前に部屋のカーテンを閉めるスノーデン氏のシーンだが、映画で使われている部屋はこの ↓ シティルームタイプだろうか。
バスルームがガラス張りで丸見えの部屋だ。
いかにも20代のIT系の若者らしいホテル選びにも思えるが、映画でも窓の外を指さして、「CIAオフィスはすぐそこにある」なんて言ってる。CIA勤務時代にでも使っていたホテルなのだろうか。
なぜ、この時、このホテルを選んだのか、もし彼に会う機会があったらぜひ聞いてみたい。
(映画の最後のエンドロールの「 Special thanks to」 のところには別のホテル名が書いてあったので、室内撮影は別のホテルで行ったのかもしれない)
一方、スノーデン氏のインタビューを行った記者たちが泊まっていたのは、「W香港」だったそうだ。
こちらはスノーデン氏が泊まっている「The Mira」からも近い。
彼らにももし会う機会があったら、なぜこの時、このホテルを選んだのか、ぜひ聞いてみたいものだ。ランガムホテル香港の方が近いのに。
映画の後は帝国ホテルの「パークサイドダイナー」で夕食。海老フライカレー、食べました。
*香港のホテルの写真はそれぞれ「The Mira Hong Kong」と「W Hong Kong」の公式サイトからお借りしました。