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ホテルジャンキー村瀬千文とホテルにまつわるヒト・モノ・コト

名物メニューだった「ジャポネステーキ」を東急グループのホテルで復刻 〜 ザ・キャピトルホテル東急の場合

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かつて銀座に「銀座東急ホテル」というホテルがありました。

24時間営業のコーヒーショップがあり深夜でも不夜城のごとくいつもにぎわっていました。"24時間戦えますか?" なんていう CMがあった高度成長期、ジャパニーズ・ビジネスマンたちに人気だったここの名物メニューが「ジャポネステーキ」でした。

ステーキがごちそうで憧れだった時代です。

この「ジャポネステーキ」を全国の東急ホテルズチェーンで11月末までの期間限定で食べられます。といっても、グループにはさまざまなホテルブランドがありグレイドもちがいますから、

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ポイントとなる醤油ベースのソースと細かく細かく刻んだ玉ねぎ・長ネギ・ピーマンのソテーのトッピングだけは全ホテル共通で当時のレシピを使い、あとは各ホテルの腕の見せどころとなっています。

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ザ・キャピトルホテル東急」の場合、価格はグループ内では最も高い設定で税サ別4900円。

通常出しているステーキと同じ肉を180gを使っているそうで、「ボリュームがあることが「ORIGAMI」のスタイルなのでそこを意識しました」

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「ガルニ(付け添え)も「ORIGAMI」スタイルで、あえて繊細にしませんでした」

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旧東京ヒルトン時代から脈々と受け継がれている、キャピトルらしさ、「ORIGAMI」らしさとは何かについて、熱く熱く語る総料理長の曽我部さん。

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「和のような洋のようなところがキャピトルの生きる道だと思ってます」という曽我部さん、すごく面白いことを企画しているので、その話はあらためて・・・。