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ホテルジャンキー村瀬千文とホテルにまつわるヒト・モノ・コト

今まで生きてきたなかで三本指に入る「ニンニク料理」に出会った焼肉店

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メインストリートよりもサブストリートが好き。

租界とか外国人街とか街の中にある異国な時間が好き。

ニューヨークやパリに行けば、チャイナタウンとかイタリー街とかについ足が向く。

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横浜の今まで行ったことがないエリアを歩いてみようと思い立ち、関内駅から足の向くままぶらぶら夕食を食べる店を探していたときのこと。

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おおっと。

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福富町あたりにはコリアン・ストリートみたいなところがあった。

そして、ちょっと歩いた先、

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この店の前で足が止まった。

中をのぞくとほぼ満席でほぼ男性客でおおいににぎわっている。

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タン塩は厚切り。もっと厚切りのもあるらしい。

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炭火で網で焼く。

サイドディッシュとしてオーダーしたのが

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「ニンニクのホイル焼き」

塩とオイルをまぶしたニンニクをホイルで丁寧に包み、炭火を囲む焼肉網の外周の アルミ鍋コーナーの"外野席" で遠火でじっくりとかなりの時間をかけて焼いたもの。

実に単純な料理なのだが、ココのコレと同じ味を出そうといろいろ試してみているのだが、いまだにあの味には到達できない。

ホックホクで、まろやかな塩味が効いた、じんわりと沁み入るような深い味わい。

この店でもニンニクの焼き加減については担当のオバサンがいて、何度かチェックしにやってきては「うーん、もうちょっとかな」と勘を働かせていたものだ。

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さて、生涯で「三本指」ニンニク料理(私にとって)の、残りのあと二本指についてはまた稿をあらためて書きたい。