ここのところずっと気になっていた方がいました。
ひと月ほど前のことでした。
旧キャピトル東急の最後のGMで、ホテルジャンキーズクラブのご意見番でもある太田範義さん が上京されたので「ザ・キャピトルホテル東急」のラウンジでお茶していたところ、偶然通りかかって太田さんにご紹介されたのがこちらの現GM、末吉孝弘さんでした。
短い出会いでしたが、個人的にもホテルが大好きだという末吉さんとお話しながら、わたしのなかで強く感じるものがありました。
さっそく帰ってから調べてみると、末吉さんは2年前のGM就任後初のスタッフミーティングにおいて、開口一番「日本一のホテルになる」と宣言した、とのこと。
感動しました。
もう一度お会いしてみたいと思いました。
そして、きょう、再会がかないました。
わたしも仕事柄いろいろなホテル業界の方々にお会いする機会がありますが、末吉さんにはちょっとふつうとは違う波動を感じました。
お話を聞くと、GM就任からこの2年の間、「日本一のホテル」にするため、いろいろ苦労しながら仕込んできているようです。
たとえば、優秀なスキルを持つ昔のスタッフを呼びもどしたり、テーブルの卓花などゲストが触れるものはすべて生ものにする etc.
どれもすごくオーソドックスなことですが、末吉さんは現状を「変える」ための高いハードルを乗り越えながら、ひとつひとつ実現させてきました。
そんな末吉さんの「日本一のホテル」にするための果敢なチャレンジを、小誌「ホテルジャンキーズ」でもぜひ取り上げてみたい。末吉さんにはまたお会いしてもっともっとお話を聞いてみたいと思います。
*一番上の写真以外の「ザ・キャピトルホテル東急」の写真は同ホテルの公式サイトよりお借りしました。