スコットランドのターンベリーにあるゴルフリゾート。
1906年開業の英国屈指の名門ゴルフリゾートで、全英オープンの開催コースとして知られるが、トランプ大統領が2014年に買収した。
本ブログでも記事を書いたことがあるが
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買収後、2億ポンド(約300億円)かけて改装を行い、名前も「トランプ・ターンベリー ラグジュアリーコレクションリゾート」にリブランド。
トランプ大統領の動向を知らせるニュースがメディアに出るたびに、宣伝になる。
I have arrived in Scotland and will be at Trump Turnberry for two days of meetings, calls and hopefully, some golf - my primary form of exercise! The weather is beautiful, and this place is incredible! Tomorrow I go to Helsinki for a Monday meeting with Vladimir Putin.
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) July 14, 2018
トランプ大統領自身もことあるごとに会見やツイッターでターンベリーの名前を何度も出し、発信している。
というわけで、これを問題視しているのが、トランプ大統領の天敵であるニューヨークタイムズ紙。7月14日付の記事で
【これは赤字のゴルフリゾートのインフォマーシャル informercial である、と見る向きもある】
インフォマーシャルとは、広告用語でインフォメーションとコマーシャルを合わせたプロモーション方法のこと。
ようするに、公務である英国訪問中に
自分がオーナーであるゴルフリゾート(ただいま赤字)の宣伝を
タダで
世界各国のメディアをも使いながら
ちゃっかりやっちゃっている、
ということ。
そういえば、トランプ大統領には「前科」もありましたっけ。
*写真は「トランプ・ターンベリー ラグジュアリーコレクションリゾート」の公式サイトよりお借りしました。