きょうはギリの渡辺さんのお誘いで「ブルガリアを親しむ会 2018」に参加。
ブルガリアはわたしにとって未踏の国でブルガリア人に会うのも初めてなので楽しみ。
会場のブルガリア大使館公邸は代々木八幡の坂をのぼった高台にあります。
門を入ると普通の民家のようなたたずまいの玄関ですが
でも、ここに流れる空気、アンビアンス、どこかで知っている感じがする・・・と思ってあとで調べてみたら、1934年に建てられた「財界総理」と呼ばれた元経団連会長の石坂泰三氏邸で、設計は渡辺仁氏。
横浜の「ホテルニューグランド」や銀座の和光の設計を手がけた建築家です。
そういえば、出がけにバッグに入れた開高健の「食の王様」を電車のなかで適当にひらくとパッと目に飛びこんできたのは・・・
なんだか開高さんのいたずらのような気がしましたが、開高さんが飲んで「頭にドーンときて」気絶したお酒「マスティカ」は残念ながらありませんでしたが、会場には同国自慢のブルガリアワインとブルガリア料理が用意されていました。
ブルガリアはトルコとギリシャと国境を接した隣国のせいか、お料理も似た感じのものがありました。
わたしが初めて知り合ったブルガリア人、
広報担当のアントアネタさん。卒論は"茶道"についてで茶道歴も長い日本通。ブルガリア名物のバラ祭りのときにはこの庭の一角で、着物を着てローズウォーターを使ってお茶を点てたんだそうです。
お話をきくと、ブルガリアにも個性的でおもしろいホテルがいろいろありそうです。