1980年に「リージェント香港」としてオープンし、その後、「フォーシーズンズ香港」を経て「インターコンチネンタル香港」へとリブランドしてきたこのホテルだが、2021年に再び「リージェント香港」の看板をかかげることになった・・・。
その訳は、
3月14日付のニューヨークタイムズ紙の記事によると、インターコンチネンタルホテルズグループ(IHG)がリージェントホテルズの51%の株式を買収することになった。
売却価格は3900万ドル(約41億4千万円)で、残りの41%も2026年までに売却されるもよう。
グループとして最高級クラスのラグジュアリー・ブランドが傘下に欠けていたため、スモール・ラグジュアリーのホテルブランドを探していたIHGが、リージェントのブランド価値に目をつけた。
伝説のホテリエであるロバート・バーンズが創立したリージェント・ホテルズだが
現在のオーナーはステヴン・パン氏が率いる台北のフォルモサ・インターナショナル・ホテルズ・コーポレーション(FIHC)。
リージェント・ブランドのホテルは世界で6軒、開業準備中が3軒あるが、そのうち台北以外の5軒はインターコンがマネージメントを行うが、「リージェント台北」に関してはFIHCがこれまで通り直営し、予約サービスもインターコンのシステムを使うことになる。
IHGとしては今後、40軒程度のホテルブランドにする計画らしい。
そういうわけで、
香港の「インターコンチネンタル香港」は改装を行ったうえで
2021年、めぐりめぐって、再び ”昔の名前” に戻る。
いやあ、驚きました!