きょう日本を離れて韓国に向けて出発するトランプ大統領だが
来日前に立ち寄ったハワイで泊まったホテルは
「リッツカールトン・ワイキキ」だった。
しかし、なんでこのホテルに?
気になって気になって仕方なく、調べてみたところ・・・
昨年夏にオープンしたホノルルでは新しいホテルでツインタワーからなり、客室数は合わせて約550室だが、いわゆるコンドミニアム+ホテルの”コンドーテル”。
37平米のステューディオ・タイプの部屋が80万ドル(約9千万円)、140平米の3ベッドルームタイプが410万ドル(約4億7千万円)程度だが、ほとんどの購入者が現金購入との噂。
まあ、いちおう高級ホテルブランドであるリッツカールトン・ブランドのホテルではあるものの、海からはかなり離れたロケーションで、
アメリカ大統領がわざわざ選んで泊まるほどの格式でもないのになぁ・・・。いったいどんな訳でここを選んだのだろうか?
もしかしてオーナーがトランプ大統領の支持者とか、大口献金者でもあるのだろうか?と思って調べてみたら、このホテルのディベロッパーであるアイアンゲート社が、すぐ近くにある「トランプ・インターナショナル・ワイキキ」を手がけた会社であることがわかった。
( 赤丸印のところがトランプ・インターナショナル・ホテル)
なーるほど。
このアイアンゲート社、カリフォルニアの不動産開発&投資会社で、主に富裕層向けの超高級コンドミニアムの開発をしている。
会長のジェイソン・グロスフェルド氏は
ユダヤ系アメリカ人で1973年生まれの45才。マサチューセッツの私大を出た後、ニューヨークのコロンビア大学のビジネススクールでMBAを取得。卒業後は、ニューヨークの投資会社やヘッジファンド会社で勤めたのち独立し、マーテル・キャピタル・グループ(現アイアンゲート社)を設立。IT関係、特にP2P部門に世に先駆けて投資を行ってきた・・・
うーん、なんだかトランプ大統領の取り巻きの人たちと同じ匂いがする。
トランプ大統領とのビジネス関係は10年以上に渡っており、頓挫しているメキシコのバハの「トランプ・オーシャン・リゾート・サウス・タワー」も同社がディベロッパー。
つまり、トランプ大統領は、
ファミリー・ビジネスと関係が深いホテルだから、
ココに泊まったという訳でした。
ちなみにハワイでホテルを出て空港に向かう途中、「トランプ・インターナショナル」にもちょっと立ち寄って行ったそうだ。
*「リッツカールトン・ワイキキ」の写真は同ホテルの公式サイトからお借りしました。ジェイソン・グロスフェルド氏の写真は