犯人もこの景色を眺めていたのだろうか…。
きのうラスベガスで起きたアメリカ史上最悪の乱射事件。
コンサート会場に向けて銃を乱射した犯人が陣どっていたのは「マンダレイ・ベイ・リゾート&カジノ」の高層階との報道があり、地図を調べてみた。
「マンダレイ・ベイ・リゾート&カジノ」といっても、総室数3309室の巨大リゾートで、敷地内にホテルは4つある。本館の35〜39階には「フォーシーズンズ・ホテル」が入っており、新館はオールスイートの「ジ・ホテル THEhotel」。裏手には「デラノ・ラスベガス」がある。
さて、犯人はどこに泊まっていたのだろうか?
すぐに32階という報道があり、「フォーシーズンズ」ではないことが判明。道路をはすに挟んで銃を発射した、ということから「デラノ」や新館の「ジ・ホテル」ではなく本館であることもわかった。
とすると、犯人はどんな部屋からじっとコンサート会場を見下ろし、狙っていたのだろう?
眺めのいい=見通しがきく「パノラミック・2ベッドルーム・キングスイート」あたりだろうか?
約150平米の広い部屋も犯人にとっては襲撃基地にすぎなかったわけだが、ホテルで彼の記憶に残ったシーンは、いったいなんだったのだろう?
ちなみに、「マンダレイ・ベイ・リゾート&カジノ」のオーナーは、MGMリゾーツ・インターナショナルで、ラスベガスではほかに「ベラージオ」「MGMグランド」「ザ・ミラージュ」などのブランドでホテル&カジノを運営している世界を代表するホスピタリティー&エンターテイメント企業。
こちら、日本でのカジノ進出も狙ってます。
*「マンダレイ・ベイ・リゾート&カジノ」の写真は同ホテルの公式サイトよりお借りしました。