そもそも 漁港のお仕事時間帯は早朝なので
昼さがりには動きがパタリと止まっている。
天気が良いだけに日差しは強くものすごく暑い。
日陰でボォーっと涼みながらずっと考える
「このさびた看板の向こうには何て書いてあるんだろう?」
帰りがけにのぞいてみたが、あっち側も同じ。
いつからこのまんまなんだろうか?
の続きです。
ランチは前回、雨宿りがてら飛び込んで大正解だった「かねき」へ。
平日でもランチ時にはこの駐車場がいっぱいになる
地元の方々がご愛用の人気店。
止まっている車は高級車がけっこう多い。
隣接する魚屋さんではネコもお相伴にあずかっている。
店内のお座敷からは佐島港が見える。
さんざんメニューをチェックして
「この店ではやっぱりこれだな」と注文した地魚寿司と
「刺身&魚のフライ定食」だったが、
前回とまったく同じ注文だったことが今写真を整理していて気づいた…。
「かねき」の先へ向かうと天神島へ渡る橋に出る。
右手手前ちらっと見えているのは「佐島マリン&ファーム」
橋を渡った左手は「トイ・ミュージアム」と北原照久さんのお家。
天神島も晴れてると先日の雨の日とはまたちょっと感じが違う。
正面よりちょっと右に見えている白い建物が「佐島マリン&ファーム」。
天神島を出ると目の前には佐島漁港
そして、そのすぐ先にそびえ建つのが「佐島マリーナ」
こ、この階段をのぼらないと、ホテルには辿りつけない。
世界のホテルの中には敷地内や館内のアップダウンが激しく
しかも階段しかないために
「来るなら足腰が丈夫なうちでないと…」というところも多いが
ここもそのひとつに認定(わたしが勝手にですが)。
しかーし、灼熱の太陽が照りつけるなかをなんとか上ってみると
うわっ、これはすごい!
佐島漁港もマリーナも何もかも一望できる!
気がついたらレセプションでたずねていた。
「今晩、お部屋空いてますか?」
というわけで、お泊まり決定。
気持ちも落ち着いて、佐島探訪へ。
まずは佐島の観光名所でもある「佐島マリン&ファーム」へ。
外のテラス席が船のデッキのようだ。
暑いので室内席で名物のソフトクリームを食べてひとやすみ。
あとでディナーも食べに来たが
こんなサンセットタイムが楽しめるのはわずかな時間。
夜の海は真っ暗です。
「佐島マリーナ&ホテル」は
いわゆるホテルジャンキー用語でいうところの
「今やむかしのさびれ系」ホテル。
久しぶりに見た旧式のエアコンなど設備は古い。
窓付きなところまではいいバスルームもいかんせん古い。
けれど、眺望絶佳のこのロケーションに
かつてマリーナ&ホテルを作ろうと考えた人の
強い意志が感じられる。
何かありそう…
そんな予感を感じさせるホテルだった。
まだ続きます。