今朝の「ホテル窓の眺め」です。
成田から飛んでやってきたここは、香港。
ペニンシュラの裏にあるこのホテル「ザ カオルーンホテル」は
かつてはペニンシュラの経営だったホテルだが
出張のビジネスマンたちが多く
観光とはまたひと味ちがった空気感があり
昔ながらの香港の匂いがする使いこまれたホテルだ。
今回はそんな香港らしさに浸りたくてここを選んだ。
朝起きて、向かいのアパートの部屋をみるともなく眺めていると
パリのホテルから向かいのアパルトマンの部屋の中が見えるのとはまた違う
香港独特の生活感あふれるシーンがみえる。
さて、今回の旅の目的は、
ホテルジャンキーズクラブ名物の「@会」、現地集合の会。
みんなそれぞれ旅の手配は自分でやり旅程もホテルも別。
食事やホテル見学などのイベントの時だけ集まる。
それも自分が参加したいものだけ。
散っては集まり、集まってはまた散って。
プライベートルームとパブリックスペースを行ったり来たりする
ホテルにもちょっと似た、自由で楽しい会だ。
昨晩のディナー会は香港在住のNさんと、
ホテルジャンキーならではのホテルの写真を撮り続けているSさんと3人で
ナッツフォードテラスにて。
裏通りの小道にイタリアンレストランやスパニッシュレストランなど
世界各国のレストランがずらりと軒を連ねており
香港島サイドのランカイフォンのような雰囲気。
香港在住23年というホテルジャンキーズクラブの古くからの会員で
小誌「ホテルジャンキーズ」でも13年間に渡って
人気コラム「ホテルライフ IN 香港」を連載中のNさんのご案内なので
香港のエッセンスをつまみ食いできちゃいます。
ディナーの後、夜便で到着した古谷佐智子さんも合流し、
深夜便で到着する男性会員、岡村さんとナイトキャップの約束で
「リッツカールトン香港」の112階にあるバー「OZONE」へ。
夜も更け、ここで散会となると思いきや、
「あのぅ、もしよかったら、お部屋みせていただけますか?」
「どうぞ、どうぞ!」と岡村さん。
ということで、部屋の見学&撮影会。
ちなみに岡村さんとみなさんは初対面です。
部屋の主もホテルジャンキーなので
「あ、写真撮るならこれどけますから」
「夜景撮るんですね、では電気消しましょう」
キビキビとホテルジャンキー的な動き。
「ああ、楽しかったぁ!」
口々に言いながら、散会となった。
ホテルジャンキー族とは、げに貪欲な生きモノなり。
*写真はご本人の了解を得て目隠しを外し、実名表記に変更しました。