好きな場所で、好きな眺めをみながら過ごす。
眺めジャンキー系ホテルジャンキー族にとっては至福のとき。
しかし、ぴったりの好みの眺めを持つ
ホテルルームを手に入れるのはけっこう大変だ。
だったら、その眺めのいい場所に部屋を運んじゃえば?
と言う「どこでもホテル」プロジェクトが上の写真。
部屋を車に積んで移動し、
好みのポイントに着いたら
消防車のはしご車みたいに高さを調整する。
と、まあ、けっこう原始的だが
こんなことを考え、実験している人たちがいる。
*上の写真は The Hotel Rehearsal by Alex Schweder よりお借りしました。
モバイル・ホテル・ルーム「DROP Box」も
やはり「どこでもホテル」の発想に基づくものだ。
*上の写真は in-tenta 社のサイトよりお借りしました。
さらに、ハイテクを応用すると
未来の「どこでもホテル」はこうなる ↓
部屋にいて
「アマゾンのジャングルに行きたいなぁ」と思う。
すると、
部屋の壁がスクリーンに変わって
アマゾンのジャングルを映し出し、
鳥や動物たちの鳴き声が聞こえ、
木々の間を吹き抜ける風や
灼熱の暑さや湿度も体感でき、
鼻腔をくすぐるのは濃密なジャングルの匂いだ......。
おなじように、
ライブ会場で音楽を聴きたいと思えば、
部屋にいながらにして
目でも耳でも鼻でも、さらには振動も体感でき
五感でライブ会場にいる気分を味わえる ......。
まあ、そういうので済んじゃう人もいるだろう。
が、しかし、野生派のわたしは済みそうもないな。
*上の2点の写真は Youtubeの「The Future of Hotels - Stuff from the Future #2」よりお借りしました。