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ホテルジャンキー村瀬千文とホテルにまつわるヒト・モノ・コト

こんなホテルがあったらいいのに…と思う銀座のレストラン

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きょうは名古屋マリオットアソシアホテルの前GM(総支配人)の太田範義さんと

chifumimurase.hateblo.jp

銀座の「南蛮銀圓亭」でランチ。

事前にメールで「スマート・カジュアルで」とドレスコードを確認しあったのだが、なんと、ふたりの格好が色もスタイルもまったく同じ!  

太田さんは、旧…「故」と書いてこの間太田さんに叱られましたが…今はもうないキャピトル東急ホテルの建て替えクローズ前の最後のGMをつとめた方でもある。もう20年あまり、会えばいつも笑ってばかりの楽しいおつきあいをさせていただいている。

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銀座の裏通りのビルの7階にあるこのお店、

この雰囲気をそのままホテルにしたら、パリにでもありそうな、小ぶりだけれど勘所はおさえた、小粋で洒落た、いい感じのホテルになるんだけれどなぁ…といつも思う。

なによりいいのは、このお店の料理と雰囲気が好きで長く、そして大切に、通ってきている常連客に支えられていること。

ホテリエたちが「ホテルは一にロケーション、二にロケーション」とよく言うのだが、利用者サイドにとっての良いホテルの決め手は、「一に客層、二に客層」だとわたしは思う。

ホテルは客層がすべてを決めると言っても過言ではない。

そして、大切なのは、そのホテルがほんとうに好きな人が来ているかどうか。有名だからとか、流行っているからとかで訪れる浮ついたお客がいると、雑味が出て落ち着かないのはレストランもホテルも同じ。

そのホテルの客層が自分の価値観やテイストとぴったり合うかどうか、それがなによりも居心地良さの決め手だ。

 

きょうはビーフシチューをいただきましたが、う〜ん、う〜ん、う〜んと三回うなるくらい美味しかった!

前菜でほんの少しずつ出てくる小皿料理がまたどれも美味しい。

大切な人と行きたいお店です。

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*ビーフシチューの写真はお店のサイトからお借りしました。