さきほどロイターが配信した訪米中の安部首相とトランプ次期米国大統領と会談した写真 ↓
を見ていて、はて、どこのホテルのプレジデンシャルスイートだろう?
と思って写真のキャプションを見たら、ニューヨークのトランプ・タワーだった(いまトランプ氏のフェイスブックを見たら「my home 」と書いてあったので、自宅のよう)
天井が低いのはちょっと意外。そういえば設計段階でトランプ氏がニューヨークで一番の階数のビルを建てたいと言い出し、むりやり階数を増やしたとかなんとか設計者が言っていたので、そのせいかも。
ロシアのプーチン大統領の就任式のとき、クレムリン宮殿のものすごく天井が高いホールに敷かれた赤い絨毯の上を歩いてくるシーンには度肝を抜かれたが ↓
登場シーンにおける「舞台背景」って、けっこう大事。
だから借りれるものはなんでも借りる、というわけではないが、世の中では「借景の術」がしばしば用いられる。
さて、今回の安部首相との初会談でトランプ氏が借景したかったのは、いったい何だったのだろうか?
この会談場所の写真から、わたしが勝手に推察することによると、歴史と格式・重厚さ・威厳、そんなイメージ。
ちなみに今回の安部首相のお泊まり先は、インターコンチネンタル・バークレイ ↓ のよう。小泉首相以来、日本の歴代の首相たち御用達のホテルだ。
トランプ氏との初会見を終えたあと、「やれやれ」と安部首相が首筋でももみながら入ってきたのはたぶん、このプレジデンシャル・スイート ↓
*「インターコンチネンタル・バークレイ」の写真は同ホテルのサイトからお借りしました。