アマンリゾーツをゼッカから奪った男(ゼッカ側から言えばですけど)としてホテル界に名を知らしめたロシア人”富豪”のドローニン。
今や、ウォールストリート・ジャーナル紙でアメリカンドリームを成し遂げた人物の写真として典型的な構図(下界を眼下にのぞむ高層階のオフィスで窓を背にして座る、の図)の写真にしっかりとおさまっている。場所は、マンハッタンのタイムワーナービルの71階にある彼の自宅。
53才の男盛り、ワイシャツの下の鍛え上げられたご自慢の肉体がうかがえるが、うーん、ちょっと太ったかな…という感じもしないでもない。当初はスーパーモデルのナオミ・キャンベルの恋人としてメディアでも「脇役」扱いだったが、今や「主役」を張れる男になった。
今春、ドローニンはイタリアのファッションブランド、ミッソーニと組んで、マイアミで3軒の超高級コンドミニアムを開発すべく、アメリカで新しく不動産開発会社 OKO Group を立ち上げた。アマンのオーナーというものの、もともとは不動産ディベロッパー。世界各地に投資物件を持っている。
さぁて、野心満々の男、ドローニンの次なる野望はなんだろうか。
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*上の写真はVladislav Doroninウラジミール・ドローニン氏のホームページからお借りしました。