ホテルの再訪も楽しいけれど、もういちど会いたいと思った新しい友人たちとの再会もまた楽しい。
ビットコインのアプリ「breadwallet ブレッドウォレット」のCEO、アダムとは3月に東京でビットコインのイベントで会ったとき、ホテルジャンキーであることがわかり、
ホテルジャンキーにばったり遭遇した渋谷の夜
サンフランシスコでの再訪を約束していた。
サンフランシスコ湾をのぞむ丘の上のヴィクトリアンハウスのオフィスで再会。3階建ての一軒家で、クラシックな猫足のバスタブがあったり、パティオもあって楽しい。
お互いのホテルの情報収集の方法だとか、どこのホテルが良かったとか、フォーシーズンズは最近めっきりサービスが落ちたとか、ホテルジャンキーどうしにしかその楽しさがわからないホテル話に花を咲かせた。
ビットコイナーのディーンは、アウトドア派。大きな赤いリュックを背負い、2リットル入りの水が入ったボトルを手にしてセント・フランシスのロビーに現れた。
「このホテル、すごく良いホテルなんだよ。こないだ会社のパーティーがここであって来たんだ。その時はドレスコードがスーツ&タイだったけどね」
ディーンが「チフミはワイルドだ」という私のために考えてくれたプランは、ゴールデンゲートパークでのヨガ・レッスン。「ヨガ、やったことある?」「ないよ。やる、やる!」というのもワイルドなんだそうだ。で、ヨガの初体験をしました。
「もうちょっとココをね、すこーし曲げてね。あら、きついかしら…」ヨガの先生はゲイ。
こちらに来てから、タクシーのドライバーからホテルのレセプショニスト、会う人ごとに「トランプ、どう?」と聞いているのだが、いまだにトランプ派には会ったことがない。なのに、今、テレビを見ていたら、こんなことになっていた…。