模型製作:柴田信氏
日本で初めてのビーチリゾートホテルと思われる「鎌倉海浜ホテル」が鎌倉の由比ヶ浜海岸に、オープンしたのは1888年。
先週の土曜、「鎌倉の別荘地時代研究会」で、ジョサイア・コンドルの設計図を元に作られたというホテルの模型を見せていただいた。
これまで資料を読んでもなかなかイメージがつかめなかったが、これで一気に頭のなかでかつてあったホテルの像が形をつくりはじめてきた。
ここにどんな人々が集まり、どんな過ごし方をしていたのだろうか?
そんなことをつらつら考えながら由比ヶ浜通りを歩き、長谷の古民家カフェ「vuori」でコーヒータイム。
ここの2階はギャラリーになっていて、目にも手にもいい感じの陶器が並んでいる。誰もいない静かなギャラリーで陶器を眺めながらゆっくり歩いていると、頭のなかで「鎌倉海浜ホテル」の(妄想)シーンがフラッシュのように次々と浮かんできた。
さて、思索の土曜の翌日は、アクティブな同行者と共にアクティブな一日。
朝、逗子まで足をのばし、逗子海岸沿いの「CANTINA」でブランチ。
テラスのカウンター席は眼前に海が広がる特等席だ。
食後のコーヒーは、海岸沿いにちょこっと歩いて「なぎさ橋珈琲」で。ここも特等席の外のテラス席に運良く座ることができてラッキー。
で、この後、アクティブな同行者の希望により東京へ。長い一日だった…。